Amazon/楽天/Yahoo!比較!モール出店時に抑えるべきポイント
ECを始める際、まず最初に検討するのがモールへの出店なのではないだろうか。ショッピングモールに出店していれば、集客はモールが行うため自社でお客様を集めてくる必要がない。
しかしただ出店しているだけでは、他社EC店舗に負けてしまう可能性が高い。モールの中で勝ち残るには、各モールの特性を知りポイントを抑えておく必要がある。
ここではモールに出店する際に抑えておくべき重要事項をまとめ、「楽天市場」「Amazonマーケットプレイス」「Yahoo!ショッピング」等といったモールを比較した。ぜひ出店時の参考にしていただきたい。
【楽天出店の基礎知識】メリットや費用などをまとめました。
→ https://goo.gl/ghX1bZ
ECモールへ出店する際、知っておきたい知識
ECモールとは?
多数の店舗や商品などが集まっている、インターネット上のショッピングセンターである。多くの消費者が商品を求めて日々アクセスしている。各モールによって差はあるが圧倒的な集客力を持つため、EC事業者は集客に手間を掛けなくてもよい。
モールと自社ECサイトの違い
独自ドメイン店舗とは、インターネット上に自社店舗専門のドメインを持つことができる。いわゆる本店だ。毎月のランニングコストはかからず、ECサイトを自由にデザインすることができる。また、商品点数などどいった制限はない。また、モールでは自社で購入した顧客であっても顧客リストはモール側のものになるが、自社ECサイトでは顧客リストを全て自分のものにすることができる。
一方でモールは圧倒的な集客力を持っている。そのため集客しなくても、自社の店や商品を消費者の目に触れさせることが可能になる。また、別途で費用は発生するがダイレクトメールやメルマガを送ったり、バナー広告などを表示して、商品を積極的にアプローチすると更にモール内の自社店舗に人を集めることができる。
独自ドメイン店舗とショッピングモールのどちらがいいのかは一概には言えない。ただ商品の差別化ができていたり、集客のノウハウがあるのなら、独自ドメインの方が力を発揮できる可能性は高い。しかしEC初心者でまだ集客のノウハウがない場合には、まずモールに出店してモールの集客力を基に運営を行う方法もある。
「出店型モール」と「出品型モール」の違い
ECモールには、「出店型」と「出品型」の2種類がある。
「出店型」とは、法人がモールへ出店し、1企業1店舗を運営する形式である。百貨店などに企業がテナントを借りて販売するイメージだ。各店舗が独立しているため、店舗作りや品揃えが重視されている。代表的なモールは「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」などがある。
一方で「出品型」とは、商品単品でモールへと出品する形である。1つの商品ジャンル内に各企業が商品を出品するため、商品そのものの価値や値段が重視される場合が多い。代表的なモールは「Amazonマーケットプレイス」がある。また、CtoCサイトのメルカ