動く母子手帳!赤ちゃんの超音波動画や心音がスマホで

産婦人科用システムをアプリに連携

ヤフー株式会社は3月31日、産婦人科に特化した院内システム開発を手掛ける協立機電工業株式会社の産婦人科向けエコー動画配信システム「AngelMemory」と、Yahoo! JAPANの電子母子手帳アプリ「kazoc」において連携を開始したと発表した。

AngelMemory:妊婦健診時に撮影・保存された胎児のエコー動画や心音などの音声を、PCやスマートフォンなどから再生できるサービス
kazoc:子どもの成長と思い出を家族や親族で共有できる、スマートフォン向けの電子母子手帳アプリ
(プレスリリースより引用)

2つのアプリの連携で、動く母子手帳が実現できる。

成長記録を自動で追加

本連携により、「kazoc」で設定している出産予定日をもとに、「AngelMemory」の撮影日データから自動的に妊娠週数を算出して成長記録ページにエコー動画が追加される。これまでの母子手帳のような出産後の成長記録だけでなく“おなかの中にいたとき”の成長の様子が、簡単な操作でアプリに保存できる。

保存した記録はSNSを通して家族や親族で共有できる。SNSは招待制となっており、情報の安全性への配慮がされている。

おじいちゃん、おばあちゃんもスマホを使いこなす時代になってきた。サービス提供者にとっても、家族の絆を高めるアプリは今後広がっていく分野として注目だ。