節約中は8割以上がECでポイントを利用!その方法とは【リアルワールド調べ】

ECのミカタ編集部

日々の生活を少しでも豊かにするために、「節約」を行うことが多い。“節約上手”と言うと“主婦”が思い当たるが、実際はどうなのだろうか。また、節約におけるECの影響を株式会社リアルワールド(以下、リアルワールド)が「REALWORLD」の20代以上の女性会員を対象に実施した「節約」に関する調査を基に考えていく。

節約したい第1位「食費」の具体的な節約方法

節約したい第1位「食費」の具体的な節約方法リアルワールド調べ

 調査の結果、節約したいもの第1位は「食費」だった。次いで、第2位は「光熱費・家賃」、第3位は「携帯などの通信費」となった。一方、節約したくないものの第1位は「教育費」(92%)である。

 具体的な節約方法に関しては、食費は「食費用の財布を用意し、給料日に決まった金額を財布に入れてその金額だけで一ヶ月頑張る(女性・40代)」のような「上限決め」といった回答が多い。また、「ポイント5倍デーにまとめ買いをする(女性・20代)」といった「買いだめ」派も多数となった。その他、「家庭菜園」といった回答を目立ち、「家庭菜園」を節約と捉える楽しみながらの節約生活をしていることが判明した。

 また、「光熱費・家賃」に関しては、「エアコンの温度設定」という回答が多かった。この節約方法は、光熱費が高くなる夏のシーズンに向けて、注目度が上昇している。さらに、「携帯などの通信費」に関しては、話題の格安スマホといったワードが多数登場していた。

節約・やりくりの方法は“ポイント”?

節約・やりくりの方法は“ポイント”?リアルワールド調べ

 節約・やりくりの方法として活用されている、ネットショッピング・リアル店舗・ポイントサイトなどのポイント利用に関しては、それぞれ約9割が利用しており、ネットショッピングでのポイント利用は88%(「よく利用する」・「ときどき利用する」を合計した割合)である。上級利用者としては、「ポイントサイトなどでポイントを貯めて、電子マネーに換えて買うようにしている(女性・20代)」「娯楽費はポイントサイトのも換金のみと決めている(女性・40代)」などがあり、ポイントによって賢く消費している人が増加していることが考えられる。

 この調査結果では、節約は主婦に限らず、若い世代も上手に節約をしていることが判明した。特に“ポイント”を集めることに力を入れている。そういう意味では、ポイントが付きやすいECの利用が高いのではないだろうか。あえて、ポイントと交換ができる商品を設置や、ポイント2倍等のキャンペーンを定期的に行うと、節約をしている女性でもEC利用者が増える。それと同時に、価格が安くなるクーポンを発行するなど、節約をしている人でも気軽にショッピングが楽しめる施策を行うことが新規ユーザー獲得に繋がるだろう。


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