3人に1人が利用する「母の日ギフト」の多様化

公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)の「ジャドマ通販研究所」は昨年末に贈り物と通販に関する消費者実態調査を行い、3人に1人が母の日のギフトを通販で購入していることを発表した。母の日の定番である花の他に、高級食品などの客単価の増加を狙った動きがみられている。

活発化する“常識にとらわれない”商品選び

消費者の多くは【母の日=花】の常識にとらわれないギフト選びをしており、母親の趣味嗜好に合わせた多様な商品選びが活発になってきている。また、メーカ-や事業者は店頭のみの販売展開から、こうした母の日ギフト多様化に合わせ、通販事業を強化させている。
高級食品の例でいうと、ケータリングや料亭運営から通販事業へ参入した東京正直屋が料亭の味をギフトにした一口寿司「はなてまり」(約4000円)を昨年から販売しており、2年目の今年の計画として、価格帯を広げた商品を数千個規模で販売すると発表している。

母の日ギフトの通販利用はもはや常識

母の日ギフトは平成11年以降成長を続けており、食品通販モール「ぐるなび食市場」の母の日特集では、前年比1.5倍のペースで流通額が増加し、平均客単価も13年には前年よりおよそ200円増加している。
さらに同研究所が行う別の通販調査「イベント別 通販での贈り物購入率」では、母の日の通販利用率は誕生日のプレゼントに次いで第二位となっており、母の日ギフト通販市場の今後の拡大が期待されている。