小規模事業者向けの決済サービス

株式会社メタップスは、同社の運営する「SPIKE」のオープンベータ版を、日本でもサービスを開始した。「SPIKE」は大企業向けではなく、中小企業などの世界中のスモールビジネスを対象にしたオンライン決済サービスである。

クレジットカードによるオンライン決済を導入する場合は、通常平均して約3％の決済手数料や、30円程度のトランザクションフィーがかかる。また、決済機能を導入する際はシステムのプログラミングが必要になり、中小企業などでは導入に躊躇してしまう。

「SPIKE」は面倒なプログラミングが不要で、リンクを設置することによって簡単に決済機能が追加できるので、小規模の事業者でも手軽に導入できるサービスとなっている。

決済手数料などが無料のプランを提供

「SPIKE」では有料の「ビジネスプレミアム」と無料の「フリープラン」2つのプランを提供する。「ビジネスプレミアム」は中規模事業者向けで、月額3,000円の利用料がかかる。決済金額が月間1,000万円までは手数料が無料で、超える部分については決済手数料が2.5％、30円のトランザクションフィーとなる。

「フリープラン」については、初期費用・月額費用・決済手数料などが無料。決済金額が月間100万円まで利用できる。今後は月間決済金額の上限を引き上げていき、完全無料でのサービス提供を目指していく。現在はオープンベータ版のため、サービスの提供は「フリープラン」のみとなっている。