楽天EdyとTFペイメントサービス、スマートフォンを活用した電子マネー決済プラットフォームを開発

国内で初めての決済方法

楽天Edy株式会社(以下、楽天Edy)は17日、トッパン・フォームズ株式会社のグループ会社である決済プラットフォーム事業を展開するTFペイメントサービス株式会社(以下、TFPS)と共同で、おサイフケータイ機能を搭載したスマートフォンで「楽天Edy」を利用できるプラットフォームを開発したことを発表した。

これにより、外部デバイスを利用せずにスマートフォンだけで電子マネー決済端末として利用可能となった。これは国内初めてのこととなる。

野外スポーツイベントや宅配サービスなどで「楽天Edy」の利用が可能に

サービスは第一弾として2014年4月18日に開催される、株式会社楽天野球団が運営する「東北楽天ゴールデンイーグルス」の試合でサービスを開始する。

具体的な内容として、「楽天Koboスタジアム宮城」のスタンドの一部において、楽天Edy決済にてビールの購入が可能となる。このエリアはバックネット裏付近を予定している。今後は2014年夏頃までに、「楽天Koboスタジアム宮城」の全エリアへの利用拡大を目指す。

また、このほかにも屋外イベントや運輸・宅配サービスなど幅広い分野への導入も視野に入れている。TFPSではスマートフォンを活用した、新たな電子マネーによる決済手段を広く普及させるために、Google Play(TM)などのデジタルコンテンツ配信サービスより本決済アプリケーションのダウンロードを可能とすることを目指す。

両社は今後も様々なシーンにおいて、スマートフォンを活用した電子マネー決済端末が利用できる環境を提供していくとしている。