ECパイロットから国内卸売り事業初のサービスを開始

株式会社ECパイロット(以下ECパイロット)から5月1日に国内卸売り事業初となる『rental＆return』サービスを開始したと発表があった。『rental＆return』は小規模EC事業者の在庫にともなうリスクを無くし、即日で消費者にECパイロットの取扱商品を販売することが可能となるサービスだ。

在庫によるリスクはEC事業者でなくとも常に悩みの種となっているだろう。今回のサービスの仕組みとしてはECパイロットと取り引き小売り事業者が販売が見込まれる商品の予測個数をあらかじめ算出する。

その上で事前に各事業者にECパイロットが商品を“在庫”として預け入れ、販売商品分“のみ”の代金を支払うサービスだ。「貸し出して、売れ残ったら返品する」というまさしく『rental＆return』の名にふさわしいサービスだろう。

『rental＆return』のメリット

『rental＆return』を導入することで仕入れの都度かかる送料の軽減や、各運営店舗のレビュー向上につながるメリットがあるという。“多すぎて在庫を抱える”“少なくて次の仕入れに時間がかかる”といった問題を解決でき、消費者にもスピーディーに販売でき在庫不足で不満を抱かせないのは事業者にとって魅力的なサービスだ。

ECパイロットが運営する卸売り専門サイトでは商品点数が約2,000点並び、美容、健康、ファッション、雑貨など豊富な品揃えを取りそろえている。ECパイロットの『rental＆return』を利用することで豊富な品から必要な商品を必要なだけ卸すことができる。

事業者にとって無駄のない商品仕入れはコストの節約につながり、大きな利益を生むことだろう。