Cuenote FC 最新版発表 メルマガ最適化でCVR改善へ
利用端末ごとに最適なメールを自動で送り分け可能に
阪急阪神東宝グループのユミルリンク株式会社(以下、ユミルリンク)は、メール配信システム「Cuenote FC」へデバイス別自動配信機能、Unicode絵文字対応やデバイス別レポートなど、多様化する端末に対応した最新版の提供を開始したと発表した。
Cuenote FCは、1ノードあたり300万通以上/時の一斉メール配信速度を実現し、月間のメール配信数34億通の実績を誇るメール配信システム。スマートフォンやフィーチャーフォンにも高速で確実に届く配信性能が強みで、国内大手ECサイトをはじめ1,000社以上で利用されている。今回の機能拡充では、メールの開封やクリックなど、サイトアクセス時にユーザーエージェント情報を取得することで、iPhone、Android、PCなどへ分類し、デバイスごとに最適なメールを自動で送り分けることができるようになった。また、レポート画面も刷新され、デバイス別、メール種類別や時系列など、メールの効果を可視化できる。
主な機能拡充内容は以下の通り。
・デバイス別自動送信 : サイトアクセス時に取得したユーザーエージェント情報を元にデバイスに合わせてメールを自動で送り分ける
・デバイス別時系列レポート : メール配信の結果や効果をデバイス別、メール種類別や時系列で可視化し、デバイス別の効果を確認できる
・フォローアップメールの横断分析レポート : シナリオにもとづき、自動配信されるフォローアップメールを施策単位で分析できる
・HTMLメール、テキストメールの自動送り分け : リスト内のデータを元に自動的にHTMLメールとテキストメールの送り分けができる
・Unicode絵文字対応 : GmailやWEBメールなど、携帯キャリア以外のメールへ絵文字を送信できる
・RESTful APIを追加 : 外部システムと連携することを目的としたAPIへ、従来のXML形式に加え、RESTful APIを追加する
・HTMLビュー機能: HTMLメールが表示できない受信者がコンテンツを閲覧するためのページを自動的に作成できる
・バックナンバー機能の拡充: テキストメールとHTMLメールのバックナンバーページを作成できる
ユーザーに直接情報を届けることができるメルマガは、SNSなど情報の収集源が多様化した現状でも有効な販促ツールとして認識されている。しかし、ユーザーが受け取る情報量が増えている以上、興味を惹くようなものでなければ、効果を発揮しなくなっているのも事実だ。デバイスやユーザー属性など各個人に向け、最適なメルマガの配信が求められる中では、効率よく、より効果的なメルマガ配信を行いたいもの。そのような環境を整えたメール配信システムを利用するのもよいのではないだろうか。