「楽天いどうとしょかん」が岐阜県との官民共同事業で運行開始

教育分野で初の官民共同事業

楽天株式会社(以下 楽天)と岐阜県は、車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」の運行を5月14日より岐阜県内で開始した。両者による教育分野初の官民共同事業となる。

「楽天いどうとしょかん」は、東日本大震災の被災地復興などを目的に、2012年12月21日より福島県内において運行されており、これまでたくさんの子供たちや父兄に利用されてきた。

地域コミュニティの活性化にも役立っていることを受け、地域の活性化を新たな目標に加え、2009年に包括連携協定を締結し、読書推進活動に積極的な岐阜県と楽天が、今回官民共同事業として運行を開始したのである。岐阜県では

図書館へ行けない子供たちへ読書の機会を

「楽天いどうとしょかん」には、岐阜県より提供され、岐阜県図書館が選定した1,200冊を搭載。ほかにも、楽天の電子ブックリーダー「kobo Touch」を貸出用に、タブレット端末「Kobo Arc 7」を閲覧用に搭載する。

まずは図書館がない地域や、書店などへのアクセスが困難な山間部などを主に巡回する。岐阜県と楽天は、「楽天いどうとしょかん」の運行により、読書を通して子供たちの感受性や創造力が育まれるよう取り組んでいきたい考えだ。