第6次産業への参入支援、キャストグループが「産直市場」を開設

生産者と流通をつなぎ、食品流通の変革で生産者の利益を創造する

株式会社キャストグループ(以下、キャストグループ)は19日、「産地直送ドロップシッパー」に代わる新たなインターネット「卸売り市場」として「産直市場」を開設したことを発表した。

ECショップに加えて既存の小売流通業に対して幅広い産地直送食材等の取り扱いを図ることで産地直送品マーケットの拡大を目指す。

「産直市場」とは

農水産業など「第1次産業」を産地とバイヤーを繋ぎ「第6次産業化」へ支援するインターネット上の「卸売り市場」で、産地情報を電子化することにより標準取引システム化、リアルタイム取引を行うことが可能となり、従来市場取引等にない情報提供サービスとなる。

これにより、二次加工品、農水産物などに産地直送品の「第6次産業化」支援のインターネット標準取引システムを構築する。

従来の市場取引で販売されている商品は、収穫してから販売に至るまでの間にいくつもの中間業者が入ることでコストがかかっていたが、同サービスによって卸し販売を自分たちで行うことで、コスト削減が可能となる。

「産直市場」は、生産者の方々のこれから「第6次産業化」する際の問題点を支援、標準取引システム化することで、消費者が求めている「生産者の顔が見える商品」の提供が容易となる。

キャストグループでは現在「産直市場」に参画するサプライヤー(生産者など)とバイヤー(ECショップ、飲食店、青果店など)を募集している。