ECはWeb接客が要?KARTEがSI Web Shoppingと連携

ECのミカタ編集部

 株式会社プレイドは、ウェブ接客プラットフォーム「KARTE」において、株式会社システムインテグレータが提供するECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」と連携した。

KARTEとSI Web Shoppingの連携で可能になること

 「KARTE」は、ウェブサイトに数行のコードを埋め込むだけで、来訪者の特徴や行動をリアルタイムに解析し可視化することができ、個々の来訪者にあわせた接客をウェブ上で実現するサービスである。以前までは見えなかったサイト訪問者を個人単位で可視化するだけでなく、個客に合わせたリアルタイムな接客を自動応答で実現する。

 一方、「SI Web Shopping」は、1,100サイトの導入実績を持つECサイト構築パッケージである。柔軟なカスタマイズ性と、安全なセキュルティが評価されており、大規模なECサイトやこれから拡大を狙う中規模サイトを中心に導入されている。

 今回、「KARTE」と「SI Web Shopping」が連携したことにより、「SI Web Shopping」を利用するEC運営事業者が「KARTE」をより容易に導入することができるようになった。

顧客に合った接客で心を掴む

 ECでは、直接顧客の顔を見ながら接客することができないため、Web接客が要となる。そのWeb接客に欠かせない存在である「KARTE」は、導入社数が1,300社(※)を超えている。
※2016年9月末時点

 実際にKARTEを利用すると、来訪者の閲覧ページ・訪問回数・偏移ページ数などのアクセス情報や、購入商品・購入金額だけでなく、氏名・性別・誕生日・メンバーランク・ポイントなどの会員情報が来訪者単位で把握することができる。つまり、過去の情報から来訪中のその瞬間の行動までを基にした接客を可能にするということだ。

 ECは、対面接客ができる実店舗に比べ、顧客に合った接客をすることは難しく、顧客との信頼関係を築くことが難しく思える。しかし、KARTEのような分析で顧客を理解し、それに基づいた接客を行い、顧客を満足させれば、信頼関係に繋げることができるだろう。これが“ECならでは”の接客であり、1人の顧客も手離さないEC戦略なのだ。


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