【本日】DeNAがKDDIにショッピングモール事業譲渡
「DeNAショッピング」「au ショッピングモール」がKDDIへ
2016年10月6日に、株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)が「DeNAショッピング」「au ショッピングモール」をKDDIへ譲渡すると発表したのを覚えているだろうか。そして譲渡を、本日12月28日に決行した。
それに伴い、大きく3点の変更があった。
①「DeNAショッピング」を運営する会社が、ディー・エヌ・エーからKDDIコマースフォワード株式会社に変更。
②「au ショッピングモール」を共同運営する会社が、株式会社モバオク及びKDDI株式会社から、KDDIコマースフォワード株式会社及びKDDI株式会社に変更。
③事務所所在地も変更。
KDDIへ譲渡、キュレーションメディアの件を受けたDeNAの今後とは
ディー・エヌ・エーにとって「DeNAショッピング」は、創業時からの事業であった。そんな事業を譲渡するのは、思い切った決断だっただろう。譲渡価格は総額63億円であり、今後その資金を使って別事業を伸ばしていくのではないだろうか。
ディー・エヌ・エーといえば先月、同社が運営していた「WELQ(ウェルク)」において、根拠が不確かな情報が多数掲載されており、読者が認識を誤ってしまう可能性が高いとの理由で批判を集めた。そして、11月29日に全記事を非公開にし、12月1日~12月5日にかけて合計10サイトを非公開にした。
この流れに対して、代表の南場氏を始めとした関係者は、「今後ルールを守って会社を成長させていきたいです。会社を作り直すつもりで進みたいと思っています。」とコメント。
今後ディー・エヌ・エーは、「DeNAショッピング」「au ショッピングモール」をKDDIへ譲渡する件、そしてキュレーションメディアの件をバネにして、どう成長を見せていくのだろうか。期待していきたい。