英語、中国語(繁体字)に対応!国内のショップの海外販売を支援するECプラットフォームを提供開始

海外向け販売を支援する「FutureShop2 OVERSEAS」提供開始

ECサイト構築・運営ASPサービス「FutureShop2」を提供する株式会社フューチャーショップは、6月16日より、海外販売を支援するECプラットフォーム「FutureShop2 OVERSEAS」の申し込みを開始する。

拡大する世界のEC市場

2013年、世界全体のB2CのEC市場規模は1兆2,500億USドル(約125兆円)を記録、今年はさらに20%の増加が見込まれている。

特に、北米や中国語(繁体字)が公用語である台湾では前年に比べて13%から17%の増加となり、今後、さらなる市場の成長が期待されている。

サービス開始の背景

しかし、日本国内で海外販売に取り組んでいるショップはそれほど多くない。その理由のひとつとして、言語の問題が挙げられるという。

国内のショップが海外のサービスを利用して販売をする際に、管理画面が日本語以外で表示されるという壁により、ショップ運営に負荷がかかるなどの課題を抱えている。

一方で、日本語表示のみの国内のネットショップは、海外のユーザーにとっては利用しにくく、ショップの売り上げ向上の足かせとなっているのが現状だ。

サービス内容

こうした背景から、同社では、ECサイト構築・運営ASPサービス 「FutureShop2」をベースにしたECプラットフォーム「FutureShop2 OVERSEAS」を開発。

同サービスを使って構築したECサイトは、英語または中国語(繁体字)で表示させることができる。また、ショップが設定するメールの文面やサイトで表示する文言なども、ネイティブによる翻訳済みの例文をセット。もちろん管理画面の表示はすべて日本語だ。

海外発送はEMS(国際スピード便)に対応し、FedEX、UPS、クロネコヤマト国際宅急便などの任意配送サービスを3つまで設定できる。受注詳細から日本国外への発送に必要な「INVOICE(インボイス)」の発行にも対応している。

また、多通貨決済オプションを申し込めば、日本円以外の計11通貨の為替レートを自動で取得して表示し、決済時にはリアルタイムに反映されたレートでの決済を実現できる。

今後の展開

同社は、「FutureShop2 OVERSEAS」を活用することにより、ECショップの海外への販売機会を増やし、売り上げ向上に役立てることができるとしている。

今後は、同サービス提供開始を記念した割引キャンペーンや、サービス説明会なども予定している。