電子商取引授業「楽天IT学校」の実施校が拡大、2014年度の授業がスタート~楽天~

高校生向けの実践的な「楽天IT学校」

楽天株式会社(以下 楽天)は、2014年度の電子商取引授業「楽天IT学校」を6月13日よりスタートさせた。「楽天IT学校」は、楽天が高校生を対象に約1年にわたって実施する、地域活性化と起業家精神の育成を目的とした電子商取引授業である。

「楽天IT学校」では、「楽天市場」の出店者向けに開講されている「楽天大学」の講座内容を高校生向けにアレンジし、「楽天市場」店舗運営のノウハウなどを授業として行う。ネットショップにおける売り場の構築や商品プロデュース、販売戦略の立案、実際の販売に至るまでを実践していく。

全国の商業高校などからのニーズに対応する

前年度の実施校は15校であったが、今年度の実施校は21都県25校に拡大。将来的には全国47都道府県で一斉実施することを目標としている。

さらに今年度は、協力する出店店舗や登録施設が大幅に拡大。「楽天市場」において総合的に評価された、ベストショップに与えられる「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」の受賞経験がある出店店舗なども多数参加する。

出店店舗は担当校の講師を務め、自社の販売ページなどを販売実践の場として提供し、2015年1月まで継続する授業を支援する。楽天は、ビジネスモデルの一つである電子商取引を学び、実践的な授業を通して、起業家などの輩出に努めていきたい考えだ。