2月イベントカレンダー!バレンタイン準備はいつから?
2月のイベントカレンダー
2月といえば、何を思い浮かべるだろうか。この質問に、「バレンタイン」と答える方も多いはずだ。そう、2月の一大イベントであるバレンタインは、もうすぐそこまで迫ってきている。
バレンタイン用チョコレートの購入ピークは、2月8日頃〜のようだ。しかし購入に至るまでに、インターネットや実店舗で周到なリサーチを行う女性は少なくない。また、EC店舗でチョコレートを購入する場合には、配送にかかる日数を考えて早めに購入を行うことが多いだろう。つまり、EC店舗がバレンタイン商戦に売上を伸ばすためには、もう準備をしておかなければならないのだ。
そして、バレンタイン商戦の次はホワイトデー商戦がやってくる。そこで2月に抑えるポイントをまとめたイベントカレンダーを作成した。ぜひ運営にお役立ていただきたい。
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イベントカレンダーの中には、2月に開催されるECのミカタがおすすめするセミナーも一緒にまとめた。
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2月の抑えるべきポイントとは?
イベントカレンダーを基にして、2月に抑えるべきポイントを、3つに分けて説明していく。
①節分
2月3日(金)は節分だ。もともと節分とは、季節の変わり目を意味しており、季節の変わり目には鬼がやってくると言われている。その鬼を追い払うために豆をまくのだ。子供がいる家庭は、毎年の恒例行事になっているのではないだろうか。
また、節分には恵方巻もつきものだ。恵方巻には、毎年決められた方角を向きながら、1本食べ終わるまで話してはいけないというルールが存在する。こういったイベント性も、恵方巻の需要に一役買っており、大手コンビニエンスストアやスーパー、百貨店などは毎年、恵方巻の販売に力を入れる。近年では、とんかつロールやパン、ロールケーキの恵方巻などといった変わり種も発売され、話題を呼んでいる。その中で、ECの普及に合わせ、ECサイトでの恵方巻の購入も増えてきているのだ。食品を扱うECサイトは、変わった恵方巻を作ることで話題を集められる可能性も高い。
②バレンタインデー商戦
バレンタインは今や、ECサイトの運営において欠かすことのできない商戦期だ。バレンタインが近づくにつれて、駅や百貨店などには特設コーナーが設置され、多くの女性たちで賑わっている。一方ECでも、Amazonや楽天、ヤフーといった大手モールは1月の上旬から特設サイトを設置している。モール出店者や自社サイトでも準備を進めている店舗は多いのではないだろうか。
また、従来バレンタインは、女性から男性にチョコレートを渡す行事というイメージが強かったのではないだろうか。しかし、大丸松坂屋百貨店が行ったバレンタインに関するアンケートによると、66%が自分にチョコを用意するという結果になった。(2015年12月28日~31日に調査)つまり、男性に向けたチョコレートを用意するのも大事だが、女性が思わず自分にプレゼントしたくなるようなチョコレートも購入される可能性が高いのだ。バレンタイン商戦を制するためには、女性向け商品の販売といった施策も必要かもしれない。
③ホワイトデー商戦
バレンタインデーが終わったら、すぐにホワイトデー商戦がやってくる。男性から女性に向けて贈られるホワイトデーのプレゼントは、スイーツが定番である。しかし本命の場合は、スイーツとともにアクセサリーやお花などが贈られる場合も多い。そのため、ECにおいてはスイーツやアクセサリーなどを単体で販売するのではなく、セットで提案することで1人あたりの購入単価が上がっていきそうだ。
2月は28日しかないため、他の月と比べて日数が2、3日少ない。そこも加味しながら戦略立て、節分やバレンタインデー商戦を乗り越え、ホワイトデー商戦へと突っ走ることが重要だ。
また、ECのミカタでは2017年に抑えるべきイベントや商戦をまとめた「2017年 販促カレンダー」も作成した。こちらもダウンロードして、運営に役立てていただけたら幸いだ。