中小機構×ネッパン協議会「EC Camp 2017」2/14開催

ECのミカタ編集部

独立行政法人 中小企業基盤整備機構(以下、中小機構)と、一般社団法人 中小・地方・成長企業のためのネット利活用による販路開拓協議会(以下 ネッパン協議会)は、中小企業のためのECイベント「EC Camp 2017」を2月14日に開催する。

様々な悩みを解決するために豊富なコンテンツが揃う

 現代、中小企業・小規模事業者のEC参入が増えてきている中、国内のみならず海外へEC展開する企業も増えてきている。しかし同時に、悩みを抱える企業も増えてきており、中小機構では、販路開拓支援として各種ECイベントを定期的に主催している。

 本イベントは、新たにITの積極的活用による生産性向上もテーマに加え、様々なステージにいる企業の課題を解決するため、EC関連事業者を一堂に集め、参加者との交流の場やトークセッション、実践講座など、様々なコンテンツが揃う。

 また、ネッパン協議会は、会場内でECに関する悩みを無料相談できる「ECよろず相談」を実施する。「EC よろず相談」では、“売上を上げたい”や“もっと色んな人に見てほしい”などの悩みを相談でき、解決するためのヒントを得ることができる。

スペシャルトークセッションの詳細

 今回の「EC Camp 2017」の主なスペシャルトークセッションは以下の通り。

NO.1 【10:30~12:00】
「シェアリングエコノミー」で変わる、仕事と社会。
 「ヒト(スキル)」「モノ」「お金」「場所」のシェアリング事業を進める各社よりパネリストをお招きし、様々な事例紹介を通じて(ITを活用した)生産性向上、ひいては経営資源を活かし、使うヒントを提供します。

登壇者
【モデレーター】
・重松大輔氏
シェアリングエコノミー協会 代表理事
株式会社スペースマーケット 代表取締役

【パネリスト】
・紀陸武史氏
株式会社Huber.代表取締役 CEO<ガイドマッチングサービス>
・児玉昇司氏
ラクサス・テクノロジーズ株式会社 代表取締役社長<ブランドバッグのシェアリングサービス>
・鬼頭武嗣氏
株式会社クラウドリアルティ 代表取締役 CEO<エクイティ・クラウドファンディング>
・福島将人氏
株式会社イロドリ 代表取締役

No.2 【14:00~15:00】
「世界中に1,900万人のファンを持つ企業が手がける越境ECとは?」
 Tokyo Otaku Mode(以下TOM)が越境ECを始めたきっかけや、どうして海外のファンを獲得しているのか?また、ベンチャーキャピタルは何故TOMに投資をしたのか?その決め手はどんなことだったのか?ECサイト「Tokyo Otaku Mode Premium Shop」のスタートから現在までの事業計画やビジョンなど、越境EC・サービスの魅力や付加価値の創造に繋がる背景をお伝えします。

登壇者
・小川 剛氏
クールジャパン機構(株式会社海外需要開拓支援機構)投資戦略グループ シニア ディレクター
・小高 奈皇光氏
Tokyo Otaku Mode CEO

No.3 【17:00~18:00】
「ミレニアル世代の購買行動」
 2000年以降に成人を迎えた「ミレニアル世代」が家族を形成し始めました。このセッションでは、生活者を広く深く研究する3研究所から、それぞれミレニアル世代の購買・消費行動、若者世代の特徴・消費行動、そして今後の消費の波を紹介。「ミレニアル世代」「ミレニアル家族」をECという側面で捉えると、どのような消費機会・チャンスが生まれるのかを読み解きます。

登壇者
【モデレーター】
・吉村 正裕 氏
中小機構販路開拓支援アドバイザー

【パネリスト】
・酒井 貴匡 氏
株式会社博報堂 生活総合研究所
・山本 泰士 氏
株式会社博報堂 買物研究所
・原田 曜平 氏
株式会社博報堂 博報堂ブランドデザイン 若者研究所 リーダー

 日々ECサイトを運営するなかで悩みは尽きず、解決するために努めてもなかなか思い通りにならないこともあるだろう。そういったときに、一歩外に出て「EC Camp 2017」に参加してみることで、長い間悩んでいた悩みがたった1日で解決するかもしれない。さらに、豪華なトークセッションなどのコンテンツが豊富にあり、売上を向上させるためのヒントを得ることもできるだろう。EC企業が増えている現代だからこそ、様々な悩みに寄り添う「EC Camp」が必要なのだ。

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