Amazon.co.jp、UnionPay(銀聯)の支払いが可能に

ECのミカタ編集部

アマゾンジャパンは、Amazon.co.jpにおいて、UnionPay(銀聯)クレジットカードによる支払いが可能になったことを発表した。

世界中で主要な支払い手段「UnionPay(銀聯)」

 UnionPay(銀聯)とは、2002年中国の銀行カード連合組織として、国家主導のもと80の金融機関連合によって設立されたデビット・クレジットカードである。世界で60億枚以上のカードを発行しており、中国大陸や香港、マカオ、台湾、韓国などのアジアをはじめ世界中で主要な支払い手段として広く利用されている。

 また、2014年のUnionPay(銀聯)の世界決済額は41.1兆元(日本円:約782兆円)となった。特に手数料がVISAやMASTER等よりも安価なため、それが中国ユーザーがUnionPay(銀聯)を好む理由に繋がったのではないだろうか。

海外ユーザーのニーズに応える「Amazon Global」

 ここで、UnionPay(銀聯)を考える上で、「Amazon Global」について触れておきたい。日本の商品がそれだけ海外に受け入れられているのだとすれば、日本でも海外の人が購入する可能性も高いからだ。

 「AmazonGlobal」とは、AmazonGlobal が通関手続きを代行することで、商品を海外へ配送することができるサービスだ。お客様の代わりに通関でかかる輸入税、関税、その他手数料の見積額(輸入税等前払金)を算出し、注文確定時に支払うと言うものだ。そんな中で、Amazon.co.jpは、海外ユーザーにより利便性が高い買い物体験を提供するべく、「Amazon Global」を2016年3月に開始している。

 Amazon Globalでは、配送スピードが速い「プライオリティ配送オプション」に加え、中国大陸、香港、台湾、韓国に向け、配送日数がかかるものの低コストで配送する「エコノミー配送オプション」を提供している。さらに、英語や中国語に対応し、サイト右上の言語切り替えで日本語・英語・中国語(簡体字)を選ぶことが可能だ。そういった海外の顧客ニーズに応えた結果、特に中国大陸ではAmazon Globalを利用する顧客の数がプログラム開始当初に比べ5倍以上となった。

 訪日外国人の増加に伴い、日本のECで買い物をする海外ユーザーも増加傾向にある。それは、日本の商品に対する海外ユーザーから需要が高いことが関係しているだろう。しかし、日本のECで買い物をする際に使い慣れている決済手段が無かったらどうだろうか。おそらく、欲しい商品があるにも関わらず、離脱をすることになるだろう。それを防ぐために、AmazonではUnionPay(銀聯)の利用を可能とした。こういったように、海外ユーザーに対応した決済手段をECに備えておくことが離脱を防ぐと共に、海外ユーザーにとっての“心地良いオンラインショッピング”に繋がっていくのではないだろうか。

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