【やってみた】UberEATSで本日開始のマクドナルドでハンバーガーを注文してみた!
UberEATSで、マクドナルドの取り扱いが始まったそうで、早速、注文して、実況中継的な記事を書いてみようと思った。ただ、UberEATSと言われてもわからない人もいると思われるので、少し説明してみようと思う。UberEATSを考える上で、Uberを理解しておきたい。
Uberは、スマートフォン一つで、車両の配車から乗車、決済を行うもの。考え方としては、根本的に車に乗せたい人がいて、車に乗りたい人がいる。このシンプルな2者によって成り立っていて、車に乗せたい人乗りたい人も一般人でなりたっている。(ただ、日本は乗せたい人の方はタクシー業者しか認められていない。)
そうすれば、自分の空き時間を使って車で移動するついでに、人を乗せるという発想がでてくるので、幾分か、副次的お金を調達しようと考えはするだろうが、移動にかかるコストの意識は低くなる。安く抑えられるから、乗りたいと思う人は、いまより、自由に移動ができる、というわけだ。信用はお互いの評価からなっており、まさにシェアリングエコノミーの一つ。
UberEATSはまさにショッピングに新風を送り込む。
UberEATSは、それをベースにした発想があり、欲しいと思った人がいて、売りたいと言っている人(企業)がいて、それを運べるよという人がいる。UberEATSのサイトに行けば、その“売りたいと言っている人(企業)”が並んでいるので、注文をするというわけなのだが、ここからが真骨頂で、注文する人の近くの店舗で扱うできたての食べ物を、近くで待機する誰かが届けてくれるという、今までのデリバリーの概念を覆したものなのだ。
さて、今日は、この“売りたいと言っている人(企業)”にマクドナルドの都内のいくつかの店舗が加わったというわけだ。そこで、僕はまずスマホを開いて、UberEATSのアプリを開く。GPSがあるので、自分の居場所もそれでわかる。その居場所に基づいて、そこに届けられる“売りたいと言っている人(企業)”を見ると、確かに、マクドナルド恵比寿駅前店が出て来た。
トマトが嫌いな僕は、グランベーコンチーズセットを選択。750円、配送手数料は、380円だった。あらかじめ、クレジットカードは登録されているので、すぐに注文できる。注文すると、地図が映し出され、到着予定時間として18時51分と書いてある。配達直後の18時38分で、「ただいまご用意しております」とある。どの程度の進捗状況かが、リミッドケージで示されている。
時が経過するほどに、そのゲージは右に行き、18時46分、プッシュ通知される。「マクドナルド恵比寿駅前店 McDonald’s Ebisuでご注文の料理が到着します。お食事の時間です!」と。
そして、「プルルル〜」会社のベルが鳴り、18時51分、到着したのである。弊社スタッフが受け取った。受け取ってくれたのは、元編集部メンバーで、今はコンサル部所属の人気者の舞ちゃん。
そして、僕は帰ろうとする新卒社員を引き止め、フライドポテト、食べない?と強要気味に声をかける。帰ろうとするところを、申し訳ない。感想を聞くと、「全く冷めていない」とのことで、味は店で食べるのと、遜色がない。毒味をしてもらった後で(苦笑)グランベーコンチーズバーガーは僕が堪能。美味い!
マクドナルドが近かったこともあるが、これがあれば、ちょっと何かを食べたい時など、自分が身動き取らずして、こんなに楽に手に入るのである。
実店舗などがこういう風にして、すぐに届けるのが当たり前になれば、今のデリバリーなどの既成概念も、ECの配達の概念も大きく変わってくるのではないか。僕がとある越境ECに関わるソリューション企業に伺ったところでは、某大手ECも、配達にUberを使っているという話もある。物を買って届けるその常識が音をたてて、変わっていこうとしているその序章の時期に僕らは間違いなくいる。
あなたはこの現実をどう受け止めるだろうか。