電力不足や電力自由化への関心は?「夏の節電に関する調査」を発表~楽天リサーチ

関心度の高い今夏の電力不足

楽天株式会社の子会社である楽天リサーチ株式会社(以下 楽天リサーチ)は、7月9日から11日の3日間、約230万人の楽天リサーチ登録モニターの中から、全国1,000人の20代~60代の男女を対象にした、夏の節電に関するインターネット調査を実施した。

今年の夏は、2011年の原発事故発生以来初めてとなる原発ゼロの夏である。原発ゼロに伴って、電力不足になる恐れがあることを知っているかという質問では、全体の約6割が「知っている」と回答。年代別に見ると、60代の約7割が「知っている」を答えたのに対し、20代では4割強と、年代が高くなるほど関心が高いことがわかった。

若者の関心が低い電力自由化

2016年から電力自由化となり、使用電力の選択肢が広がることとなる。これに伴い、地域の電力会社だけでなく他の電力会社からの電力の購入が可能になることを知っているかという質問では、全体の約6割が「知っている」と回答。年代別では60代の75.5%が「知っている」と回答したが、20代の5割以上は「知らない」という結果になった。

また、夏場の電力消費ピーク時間における月々の料金が現在よりも高くなった場合、20代・30代の半数以上が500円の負担増で「電気の使用を最低限に抑える」と回答。一方50代・60代は約3割であった。