Amazon プライムの会員コードを法人企業向けに提供開始
Amazonは、「Amazonプライム」の会員コードを、法人企業向けに「Amazonプライムギフトコード」として販売する。これは何を意味するかというと、自分の会社の顧客や従業員にプライム会員のコードを提供して、そのサービスの恩恵を受けることそのものをギフトで送ろうという試みだ。
Amazon プライムは、単純に一つのサービスではなく、複数のお得なサービスが合わさったものなので、その付加価値自体が、ギフトメニューになったものである。
具体的には、「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」が無料で何度でも利用できる配送特典に加え、「PrimeNow」「Amazon フレッシュ」「Amazon パントリー」など、お客様により便利にオンラインショッピングを楽しめるサービスを取り揃えていることでもわかるだろう。
プライムはそれ自体がプレゼントできるだけのボリューム
そのほかにも、「プライム・ビデオ」では、人気映画やドラマ、バラエティ番組が見放題であったり、100 万曲以上が聴き放題の「Prime Music」といったデジタル・エンターテインメント特典もある。
これがギフトとして提供されつつも、これがある意味、プライムの価値を実感する格好の機会になるのは間違い無く、その意味では、反則的な要素を持っている。
いかに、Amazonにとって、プライムが勝手のいいサービスであるかがわかるだろうし、Amazonはそのあたり、自らのサービスの売り込み方が上手く、商売にもなっているあたりはさすがだ。