楽天、「FCバルセロナ」と共に羽ばたく〜世界経済の一翼に
「FCバルセロナ」のメッシ、ネイマール、ピケ、トゥランの4選手が現れ、記者会見場は熱気に包まれる。楽天株式会社は、7月1日より。スペインの名門サッカークラブ「 FCバルセロナ」と「メイン グローバルパートナー」および、オフィシャルイノベーション&エンターテイメントパートナー」となったことを発表した。
これにより、楽天が『FCバルセロナ』のファン拡大に貢献していくと共に、楽天グループサービスとのコラボレーションを図っていくことで、グローバルに楽天の認知向上と楽天経済圏の拡大を目指す、というわけだ。
rakutenの未来、彼らが背負う責任
また、Viberでは公開トーク機能を通じて、選手やクラブに関する独自の情報発信をしていくとともに、人気プレーヤーが登場するステッカーを無料配布するなど、このスポーツチームというコンテンツを最大限活用していくことになるだろう。
楽天では、今年4月にJリーグの「オフィシャルECプラットフォームパートナー」になり、「Jリーグオンラインストア」をリニューアルして、運営を支援するなど、自らのビジネスをスポーツの発展に繋げ、また、繋げたファンを自らのグループにおけるメリットをもたらす。
企業は右肩上がりで成長していかなければならないとすれば、ECを含め、より「rakuten」ブランドを強固なものにして行くか、ということになるのは必然だ。国内における楽天経済圏は広がる中で、大いなる可能性を世界に向け、世界的サッカーチームとの関係性を深くし、世界の「rakuten」となるための布石は打たれた。
むしろ本当のスタートはここからではないか。何をし、どう世界中の人の心を動かし、世界に受け入れられるサービスを定着させ、また、新たなサービスを生み出し、世界をうならせるか。世界的なブランドになっても、それは世界にふさわしいサービスを提供している企業であることが必要条件である。創業から20年。それをして、世界経済の一翼になるところにこそ、彼らの創業当時からともに歩んできたECサイトへの恩返しとなり、それがECサイトとの次なる時代を築き上げるはずだ。
今以上の「rakuten」ブランドを確立するか、以前にも増して、その大きな責任を彼らは担っているのだ。