ヤマトとebisumartが9月から新サービス!コンタクトセンターもシェア
クラウドECプラットフォーム「ebisumart」を提供する株式会社インターファクトリー(本社:東京都千代田区、以下:インターファクトリー)とヤマトホールディングス傘下でコンタクトセンター事業を行うヤマトコンタクトサービス株式会社(本社:東京都豊島区、以下:YCS)は、「ebisumart」で「宅急便」を利用するEC事業者向けに、2017年9月から「コンタクトデスク・シェアリングサービス」の提供を開始すると発表した。
とにかく時代は「シェア」する方向へ進んでいる。インターファクトリーとYCSが提携し、「ebisumart」とヤマト運輸の「宅急便」を利用するEC事業者向けに、2017年9月からコンタクトセンター業務をリーズナブルにアウトソーシングできる「コンタクトデスク・シェアリングサービス」を提供すると発表された。
EC業務の中でも配送に関するユーザーへの対応は特に重要視されているが、自社でコンタクトセンターを構築、運営するには多大なコストが必要で、集客や販促などに注力したい中小のEC事業者にとっては、カスタマーサービス向上が大きな課題となっていた。
その問題を解決していくために「ebisumart」で「宅急便」を利用するEC事業者向けに「コンタクトデスク・シェアリングサービス」の立ち上げがリリースされたということだ。YCSがコンタクトセンター業務を提供することで、EC事業者の業務負荷の軽減とカスタマーサービスの向上が実現する。
「ebisumart」とYCS間でシステム連携をすることで、高いセキュリティを担保することができる。アウトソーシングのため、オペレータ採用や教育、業務設計、設備投資の必要がなく、スピーディーに自社のコンタクトセンターを立ち上げることができることも大きなメリットだ。
また、キャンペーンや繁忙期など業務の繁閑に応じてサービスを使った分だけの従量課金制であり、さらに、問合せ窓口や電話回線などを複数のEC事業者とシェアするためリーズナブルに利用することができる。
シェアリングエコノミーで広がるEC事業のワクワクするアイデア
こうした取り組みはEC事業参入のハードルを下げてくれるので業界としては大歓迎だ。「ebisumart」のEC構築サービスはすでに多くの企業が利用していて、実績やユーザビリティは織り込み済み。宅急便の配送などのお問合せ対応に関するノウハウを蓄積したYCSがユーザーに正確で迅速な対応を行ってくれるため安心して対応も任せることができる。
シェアリングエコノミーの文化はさらに広がりを見せるだろう。我々が想像もしていないアイデアが今も水面下で動いていると思うとワクワクする。ECは良い意味でまだまだ発展途上だ。