働くアラサー女子の「リアルなインスタ事情」を知ることで見えるECとソーシャルの関係
株式会社宝島社(本社:東京都千代田区)が発行する『steady.(ステディ.)』9月号では、働くアラサー女子1000人に「リアルなインスタ事情」を調査。毎回話題を集めるこの“読者1000人大調査”企画だが、働くアラサー女子のインスタ事情は一体どうなっているのだろうか。そして、インスタグラムを使っての企業の動きは今後どうなっていくのか。
『steady.』は30歳前後の働く女性をターゲットに、通勤服、仕事、恋愛といった働く女子の今知りたい情報を徹底調査し、お悩みを解決するマーケティング雑誌。中でも“読者1000人大調査”企画が大好評を得ている。
今回の「インスタ事情」調査によると、『steady.』読者の55%がインスタグラムを利用。投稿頻度は月に平均4.2回で、投稿する内容は「食べもの」が1位で30%、次いで「お出かけ先」が25%、「景色・風景」が15%という結果となった。
また、写真にこだわりを持っている人も多く、使用しているアプリとして「analogfilm(アナログフィルム)」「SNOW(スノー)「BeautyPlus(ビューティプラス)」などが挙がり、食べものを美味しく見せたり、可愛い装飾を行えたり、美肌・小顔効果があるなどアプリの特性に合わせて使い分けていることが分かったという。スマートフォンのカメラではなく、画質のいいミラーレスカメラを使って撮影する人も多く見られた。
一方、閲覧としての利用方法には「好きな有名人の投稿や、オシャレな人のメイク・ファッションをチェックする」という声や「新商品やスポット、コーディネートやファッションの流行などの新情報を収集している」などの回答があった。
まだまだ増えそうなインスタグラムを活用した集客・販売
インスタグラムは若い女性を中心にしっかりと生活に根付いたという印象がある。多くの企業もインスタグラムで集客や販売を行っており、インスタグラマーを活用したECサイト誘導なども活発だ。
商品カタログやレストランの検索エンジンとして使われる事も多く、その市場はまだまだ活性を見せている。「何を」「どのように」販売していくかの選択肢は着実に増えてきた。
その中でもインスタがこれから重要なポジションとなる事はどうやら間違いなさそうだ。その理由はユーザーとの企業との「距離」にあると思う。SNSを使ってユーザーの懐に入っていけるような、そういったサービスがこれからは重宝されるのではないだろうか。