アソビシステムとBASEが事業提携。ネットとリアルの垣根を越えたインフルエンサーマーケティングを
アソビシステム株式会社(所在地:東京都渋谷区)とBASE株式会社(所在地:東京都渋谷区)は事業提携し、ASOBISYSTEMの所属タレントを起用して「BASE」に出店する日本全国40万店舗の商品をPRする取り組みを開始すると発表した。
昨今では、スマートフォンアプリの浸透により生まれたインフルエンサーと呼ばれるデジタルネイティブが、SNSを基盤に伝播力の高い情報を生み出し、流行発信源としてミレニアル世代のカルチャー構築に大きな影響を及ぼしている。
Eコマースにおいても、ミレニアル世代の購入チャネルが変化しており、「BASE」の購入ユーザーが利用するチャネルは、Webからスマートフォンアプリへのシフトが急激に進んだ。EコマースはPC時代のショッピングモールとは異なり、スマートフォンアプリ時代における新しいショッピングの形を提供していくことが求められている。
そこで、クリエイティブな人や物を生み出すコンテンツを持つASOBISYSTEMの伝播力と、新たな価値を秘めた40万店舗の商品を抱える「BASE」は事業提携し、両社の強みを掛け合わせたプロジェクトを通じて、スマートフォンアプリ時代の新しい価値創出を図っていくとした。
今回の事業提携で展開していく3つのプロジェクト
1)リアルイベントで「BASE」の購入体験ができる場を提供する「ASOBASE(アソベイス)」
ASOBISYSTEMの所属タレントと一緒にBASE出店店舗のポップアップショップを開催。ASOBISYSTEM所属タレントのファンとBASE出店店舗のファンを「ASOBASE」に集めることで、これまで出会えなかったユーザーとの商品の購入機会を創出していく。ショッピングでは最新の決済アプリを導入し、支払いがスムーズで楽しくなる体験を提供する。
2)ライフスタイル取材型のコンテンツを発信する共同支援プログラムの開発
個性が光るASOBISYSTEMの所属タレントがキュレーションしたBASE出店店舗のアイテム紹介や、タレント自らがレポートするBASE出店店舗への取材、イベント取材をメインとしたアプリコンテンツの制作を予定。300万ダウンロードを超えるショッピングアプリ「BASE」のユーザーに向けて、アプリをチャネルにした新たな流行を発信していく。
3)ASOBISYSTEM所属タレントとBASE出店店舗がコラボレーション商品を創作・販売する「ASOBIモール」
ASOBISYSTEM所属タレントの個性とBASE出店店舗の商品開発力を掛け合わせ、“アソビゴコロ”を存分に感じられる商品を共同制作してASOBIモールにて限定販売する。
インターネットとリアルとの垣根を越えた未来的なEC
まずは第一弾として、2017年9月8日(金)~10日(日)に下北沢ゲージにてASOBISYSTEMとBASEのイベント「ASOBASE(アソベイス)」を共同開催すると発表している。
インフルエンサーマーケティングはここまでの規模感で動くようになってきた。インターネットとリアルとの垣根はいよいよ消えつつあり、消費するだけではなく、心に残るような体験も持ち合わせることで掴んだユーザーを離さない。物が溢れている現代において、大切なことは”ただの消費ではない何か”を提供できるかどうか、ではないだろうか。