【比較してみた】2017年ライブコマース新規参入企業5社!ライブコマースの魅力に迫る

利根川 舞

リアルタイムな動画配信にコマースの要素を組み合わせた「ライブコマース」が注目されている。すでに中国では大きなマーケットとなっており、日本でも新たなプロモーションの手段として注目が集まっている。日本ではライブコマース元年とも言える2017年、改めて「ライブコマース」の魅力とは一体どこにあるのか、国内のサービスとともに見ていこうと思う。

そもそもライブコマースとは?

 現在のライブコマースまでの流れを振り返ると、YouTubeやニコニコ動画といったものがかねてより利用されており今でも多数のユーザーを抱えている。そうしたサービスに続き、Ustreamやツイキャスのようなリアルタイムで動画配信が可能なサービスが登場し、コマース要素が追加されていったという具合だ。

 動画配信には大抵コメント機能が備え付けられており、配信者と視聴者がコミュニケーションを取れるのが大きな魅力で、ライブコマースにおいてもその部分が大きく活かされている。

 テレビショッピングのようなただ映像を見るのではなく、コミュニケーションをとりながら商品の紹介をすることで、リアルタイムで消費者が気になる質問を投げかけることができるのだ。

 例えば、商品の様々な角度を伝えようとすると、カット数が多くなってしまうが、動画であれば写真を撮るまでもなく、様々な角度を見せることができる。実際に洋服を着てみたり、実演することで商品を購入した時を想像させることも可能だ。

ライブコマースを紐解くキーワード

インフルエンサー
 
 ライブコマースを語る上で忘れてならないのが”インフルエンサー”の存在だ。インフルエンサーマーケティングを行う企業は非常に増えている。芸能人とは言えないまでも、SNSなどで情報発信を行い、なおかつ影響力のある人物は一定のファンが付いていることが多い。SNSでは拡散力も強く、瞬く間に情報は広がっていくため、インフルエンサーに商品を使ってもらい、魅力を伝え

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記者プロフィール

利根川 舞

ECのミカタ 副編集長

ロックが好きで週末はライブハウスやフェス会場に出現します。
一番好きなバンドはACIDMAN、一番好きなフェスは京都大作戦。

ECを活用した地方創生に注目しています!
EC業界を発展させることをミッションに、様々な情報を発信していきます。

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