レビューに“共感”してもらえると自分のポイントに! コミュニケーション型ECサイト「LABEL」がオープン
新鋭のブランドやアーティストの作品がファッション・雑貨のサイト
Dmet label株式会社は、国内外の独創性に富んだブランドをファン達のコミュニケーションを通じ、ソーシャルメディア上で拡散、販売していくサイト「LABEL(レーベル)」を9月4日(木)にオープンした。
「LABEL」はファッション・アクセサリー・小物・インテリア雑貨が中心。国内・海外から新鋭のブランドやアーティストがつくったデザイン性の高い品物が集まっているが、同社はこのサイトにソーシャル時代を意識したくふうを取り入れた。
同社はこのくふうを、「ソーシャルコマース」に「ファン」を組み合わせた「ソーシャルコマース」よりも、さらにファン同士のつながりが重要となるコマースという意味の造語として「ソーシャルファンコマースサイト」と呼ぶ。
そのコンセプトを反映し、「LABEL」のトップページ左上には、『あなたの「好き」が、みんなの「好き」に』という、キャッチコピーが記されている。
それは具体的には、どのようなものか?
人と人とのつながりが生み出すユーザーエクスペリエンス
「LABEL」の商品ページには商品の説明だけでなく、ブランドのコンセプトなどを記載できる欄があり、ブランドは、商品を宣伝するだけでなくブランドストーリーや想いを直接ユーザーへ届けることができる。ユーザーは、購入した商品について自由にレビューを投稿することで、「買うだけではない楽しみ」を得ることができる。
従来は「参考」に過ぎなかったレビューも、Facebookを経由して友人・知人と共有したりすることができるなど、新しい拡散のくふうが見られる。
さらに、そのレビューをきっかけに、同じブランドの商品を他の人が購入すると、レビューをしたユーザーは購入された商品に応じたポイントが得られるようになっている。これは女性に歓迎されるだろう。
ポイント還元率は、出店者が設定する。おおむね商品価格の10~30%になるという。さらに1ポイント=1円として換算可能で、振込申請をすれば指定銀行に入金もできる。この辺のくふうはポイントサイトのようで、今っぽい。
なお、現在はWEBサービスのみだが、今後はスマートフォンアプリも提供予定とのことである。
同社は新しいアイデアの発見や伝統技術の再発見など、「モノ」だけではなく「ヒト」、「コト」にフォーカスしたユーザーエクスペリエンスの提供をはかることを志として掲げている。
すぐれた作家性を持つクリエイターを多く発掘して、ユーザーに結びつけていくことができれば、「LABEL」は社会的にも意義の大きいサイトになるだろう。