サイバー・バズの「to buy」がオープン。群雄割拠のインフルエンサーコマース事業に進出
株式会社サイバー・バズ(本社:東京都渋谷区)は、人気インフルエンサーが愛用品やおすすめ商品をピックアップして紹介する『 “買いたい“に出会えるメディア』をコンセプトとした「to buy(トゥーバイ)」を、 2017年12月18日(月)よりオープンし、インフルエンサーコマース事業を開始すると発表した。
消費者の購買行動に大きく影響を与える存在として、現在「インフルエンサー」が注目されている。サイバー・バズでは、これまでインフルエンサーを活用したプロモーション支援を行い、関心層への認知や購買など広告効果の向上に尽力してきた。
この度、サイバー・バズは人気インフルエンサーが愛用品やおすすめ商品をピックアップして紹介する『 “買いたい“に出会えるメディア』をコンセプトとした「to buy(トゥーバイ)」を、2017年12月18日(月)よりオープンする。
「to buy」は、SNS上で影響力を持つ人気のインフルエンサーが専用の「コレクションページ」を公開し、自身の愛用品についての商品情報や選ぶ際のポイントなどを紹介する。利用者は、ページ内にあるリンクから簡単に商品を購入することができる。
その他、インフルエンサーが自らピックアップし紹介するおすすめ商品についても、最新のトレンドや選び方のコツを解説してくれる。なお登場するインフルエンサーは、SNS上での影響力はもちろん、情報発信力や目利き力において「to buy」編集部が審査し、厳選したメンバーで構成される。
「to buy」が描く今後の展開
今後は「to buy」を運営するインフルエンサーコマース事業において『生活者が“買いたい“に出会えるプラットフォームの提供』をミッションに、取り扱い商品カテゴリーの拡大や、サイト内でしか購入できない商品の販売、動画での商品紹介や新機能の追加などサービスを拡大する。
さらに、インフルエンサーによる商品プロデュースといった「to buy」ならではの新たなコンテンツも予定しており、将来的にライブコマースへの事業展開も視野に入れている。2017年11月にサイバー・バズが開設した素材撮影スタジオ「バズ・スタ」も、インフルエンサーが利用する商品紹介の撮影において活用し、「to buy」を通して充実したサービスを提供していく予定だ。
「誰が言っているか」が問われる時代に
2016年度の日本国内のBtoC-EC市場規模は、15.1兆円(前年比9.9%増)に拡大、またEC化率も年々増加している。インターネット上での販売商品の多様化や、SNSによる情報流通量の増大化によるものと推測されており、更なる市場規模の拡大が見込まれている。
しかし、街にもテレビにも雑誌にもEC上にも、いたる所に広告が溢れてしまい、消費者は何を基準に商品を買えば良いのか、迷いが生じている。いま多くの人が注目しているのは「誰が言っているか」だ。
SNSが普及し、口コミの伝播力も強まった。そうした中でインターネット上において影響力の強いインフルエンサーを起用する流れは至極当然の流れだといえる。ライブコマース市場も急激に活気づいてきており、群雄割拠の様相を呈している。そこに参入していくサイバー・バズのこれからに期待がかかる。