越境ECの2017年の動向は?『Buyee』『セカイモン』上での各種ランキングを公表【BEENOS調査】

ECのミカタ編集部

双方向の越境EC関連サービス事業を展開しているBEENOS株式会社(東証一部 3328、本社:東京都品川区、代表取締役:直井 聖太、以下:「BEENOS」)は、海外消費者が日本の EC サイトで商品を購入するためサポートをする代理購入事業『Buyee』や『セカイモン』上での2017年の消費動向やラインキングについてまとめ、その内容を公表した。

『Buyee』で会員増加率が高かった国・地域はどこ?

『Buyee』で会員増加率が高かった国・地域はどこ?

『Buyee』は、BEENOS社とそのグループであるtenso株式会社が運営するショッピングサイト・オークションサイトで代理入札や代理購入サービスも行っている。

その『Buyee』は、海外対応に威力を発揮する。国内 EC サイトと商品情報を連携することにより、『Buyee』内に海外対応ページが作成可能なだけでなく、翻訳、決済、海外発送、カスタマーサポートなど海外販売に必要なオペレーションを『Buyee』が行うのだ。現在、450以上の国内ECサイトと連携していてその数はさらに増えている

その『Buyee』上での2017年のオークションでのデータがこの度まとめられた。『Buyee』の会員数は、多い国順で中国、台湾、香港、アメリカとなった(2017年11月時点)。同社では、会員数で2位である台湾を戦略的重点地域としてとらえていて、現地企業と積極的に連携するなど取り組みを強化している。

その結果、昨対比(2016年1月~11月と2017年1月~11月の比較)では台湾からの購入(落札)者数、金額ともに大幅に増加した。また、このところ「越境 EC」といえは「中国」というイメージが一部で強いが、Buyeeでは対象国を絞らず、中国以外の国や地域でも発送割合を年々増加させており、中国向けの商流に影響されないサービス構築を強みとしているそうだ。

◆会員数増加率ランキング(2016年12月と2017年11月の比較)

1 位 インドネシア …395.2%増(約5.0倍)
2 位 インド …238.4%増(約3.4倍)
3 位 ブラジル …188.4%増(約2.9倍)
4 位 ベトナム …134.5%増(約2.3倍)
5 位 フィリピン …98.4%増(約2.0倍)

上記の通り、インドネシアの会員数が大幅に増加した。インドネシアで特に購入(落札)数の伸び率が高く、「釣り具」や「パソコン」が人気となった。上記の国々が増加率上位となった背景には、人口増加やそれぞれの国内でのEC市場拡大も一因であると同社は分析している。

◆人気商品カテゴリ

また『Buyee』でのオークション販売において、購入(落札)者数が特に増加したカテゴリは「コミック・アニメグッズ」と「おもちゃ・ゲーム」だった。「コミック・アニメグッズ」では特にロボットヒーローが「おもちゃ・ゲーム」では、フィギュアが人気という結果になった。日本のサブカルチャー関連商品が海外でも注目されていることがうかがえる。

海外から日本へ商品を届ける『セカイモン』の2017年の動向

海外から日本へ商品を届ける『セカイモン』の2017年の動向

『セカイモン』は、2007年にBEENOSグループである株式会社ショップエアラインと米国イーベイが共同で開始した、世界最大級のオンラインマーケットプレイス『イーベイ(ebay.com)」』の日本専用サービスだ。

アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストリア、カナダから出品される商品を対象に、日本語での商品検索や閲覧、日本円での入札・ 検品・国際配送サービス、日本語でのカスタマーサポートを提供している。その『セカイモン』での本年2017年の人気検索ワードはこちらだ。

◆2017 年 人気検索ワードベスト 10

1 位 iqos(アイコス) …加熱式タバコ
2 位 Harley Davidson(ハーレーダビッドソン) …米・オートバイメーカー
3 位 supreme(シュプリーム) …米・ファッションブランド
4 位 vintage(ヴィンテージ) …製造時期や型式に希少性があり、価値が高まった製品
5 位 rolex (ロレックス) …スイス・腕時計メーカー
6 位 marvel(マーベル) …米・大手漫画出版社
7 位 Donald rump figure(ドナルド トランプ フィギュア)…米・大統領の人形
8 位 omega(オメガ) …スイス・腕時計メーカー
9 位 backpack(バックパック) …リュックサック
10 位 winter(ウィンター) …冬

2017年の人気検索ワード 1位は、「iqos(アイコス)」だった。日本国内でも、様々な種類の加熱式タバコが相次いで販売され、まさに加熱式タバコ元年ともいえる様相となった。

3位の「supreme(シュプリーム)」は、アメリカ発のファッションブランドだ。日本では、人気アーティストが着用したことで一気に人気ブランドになったとも言われている。6位の「marvel(マーベル)」は、「アメコミヒーロー」を多く生み出している、人気のアメリカ大手漫画出版社だ。今年8月には、映画「スパイダーマン:ホームカミング」が公開されたこともあり、ランキングからも安定した人気があるのを裏付けている。

7位には、今年1月にアメリカ大統領に就任した「ドナルド・トランプフィギュア」がランクイン。まさに2017年の世相と消費動向、ユーザーの興味を表わすランキングとデータとなった。はたして来年はどういった国や地域、そしてワードやアイテムがランクインするのだろう。今から楽しみだ。

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