1万件超の回答から見えるバレンタイン事情【マイボイスコム調査】
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久、以下「マイボイスコム」)は、『バレンタインデー』に関するインターネット調査を実施し、その結果を公表した。
13回目となるバレタインに関する恒例調査
インターネット調査・アンケート調査を行っているマイボイスコム社は、13回目となる『バレンタインデー』に関するインターネット調査を2017年3月1日~5日に実施し、11,135件の回答を集めた。バレンタインに関する動向が読み取れる興味深い内容となっている。
◆主な質問項目
「2017年のバレンタインデーの経験は?」
「プレゼントを贈った相手、かけた費用は?」
「バレンタインデーに関連して行ったことは?」
「あなたにとってバレンタインデーとは?」
贈るなら市販のチョコ派?手づくり派?
Q:2017年のバレンタインデーの経験は?
今回の調査では、バレンタインデーにプレゼントなどをしたり、もらったりした人は49.3%だった。女性20~40代では6割弱みられる一方、男性20代では4割弱と低くなっている。また、未婚者では4割弱、既婚者では6割弱だった。
2017年のバレンタインデーにプレゼントなどをしたり、もらったりした人のうち、「市販のチョコレートを贈った」は男性1割、女性7割強、「市販のチョコレートをもらった」は男性8割弱、女性2割弱となっている。「市販のチョコレートを贈った」は女性高年代層で比率が高く、女性30代以上で7~8割だった。
一方、「手作りのチョコレートを贈った」は、女性20・30代で2~3割みられる。「手作りのチョコレートをもらった」は、男性20~40代で各2割となった。
バレンタインにかける予算はどのくらい?
Q:プレゼントを贈った相手、かけた費用は?
プレゼントなどをした人に、誰に対して贈ったかを聞いたところ、「配偶者」が59.6%、女性30代以上では6~7割となってた。その他の家族では、「自分の子ども」「父親」が2~3割だ。「自分の子ども」は女性30代以上、「父親」は女性20・30代で3~4割と他の層より比率が高くなっている。「職場関係の人」は19.1%、女性20代では3割弱みられる。
また、20代女性では、「異性の友人・知人」「同性の友人・知人」がいずれも2割弱となっている。バレンタインデーにかけた費用は、「500円~1000円未満」「1000円~2000円未満」が各2割強でボリュームゾーンという結果になった。
自分用になにか買った?
Q:バレンタインデーに関連して行ったことは?
プレゼント以外で、バレンタインデーに関連して行ったことは、「自分のために、チョコやお菓子・スイーツ等を購入した」が9.9%、「バレンタインデー限定の味やパッケージのお菓子・スイーツを購入した」「バレンタインデーにちなんだお菓子・スイーツを食べた」が3~4%だった。20・30代女性では「自分のために、チョコやお菓子・スイーツを購入した」が各2割強で、他の年代より比率が高くなっている。
バレンタインデーへの男女間の温度差は?
Q:あなたにとってバレンタインデーとは?
あなたにとってバレンタインデーとはどのようなものかを聞いたところ、「家族とのコミュニケーションを図る機会」「バレンタインデーに興味がない」「季節行事の一つ」が各2割弱で上位にあがっている。
20代女性では、「季節行事の一つ」「日頃の感謝の気持ちを伝える機会」が上位2位、「同性の友人・知人とのコミュニケーションを図る機会」「異性の友人・知人とのコミュニケーションを図る機会」「お菓子作りやプレゼント選びを楽しむイベント」の比率も高くなっている。
一方、男性30代以上では、「どのようなものか考えたことがない」「バレンタインデーに興味がない」が上位2位だった。また、男性20代では、「異性の友人・知人とのコミュニケーションを図る機会」「異性への告白の機会」の比率が高くなっている。
今回の調査では、バレンタインが、すっかり年中行事の中に根付いている様子や、男女間での温度差などが浮き彫りになった。また、女性は自分用にチョコなどのスイーツを購入したり、男性から女性にチョコをプレゼントするなど、多様化や行事そのものを楽しむ女性の姿も垣間見える。はたして2018年はどういったバレンタイン動向となるか、その調査結果についても今から楽しみだ。