シリーズ累計販売数300万缶を突破した明太子味のツナ缶「ふくやのめんツナかんかん」が、「Yahoo! JAPAN女子社員」の意見を反映して“義理バレンタインバージョン”で発売が開始される。

　年末年始の商戦も過ぎ去り、次に待ち構えているイベントと言えば「バレンタイン」だろう。毎年話題を呼ぶ商品が発売されており、今年はどうしようかと悩んでいる女性も多いだろう。

　なにせ今年のバレンタインは平日なのだ。出社してしまえば義理チョコをあげない訳にはいかない。特別な本命でもない、自分に買うご褒美でもない、しかし日頃の感謝を伝えるという大切な文化であるそんな“義理バレンタイン"に向けて、ふくやとYahoo! JAPANがタッグを組んだ。

　ふくやの人気商品「めんツナかんかん」を「ぎりぎりかんかん」というバレンタイン仕様のパッケージにして販売を開始すると発表したのだ。

なぜ「めんツナかんかん」が“義理バレンタイン”商品に？

　しかし、なぜチョコとはかけ離れた「めんツナかんかん」が“義理バレンタイン商品"に選ばれたのか気になるところ。

　それは老舗の明太子メーカーとして歴史のあるふくやの人気商品、ということで年齢を問わず安心して贈れる信頼感ある商品である一方、クックパッドやInstagramなどのSNSでもアレンジレシピが多数投稿されるなど、若者からの支持も厚く幅広い世代に好評な商品であることが挙げられるという。

　これであれば、毎年多くの女子社員を悩ませている“職場での義理バレンタイン”にもぴったりなはず！ということで、今年初めて“義理バレンタインバージョン”での発売が決定したという。甘いものが苦手な男性も多いうえ、お酒のおつまみとしても人気があるので喜ばれるだろう。

　開発に際してはYahoo! JAPANの女子社員に“職場での義理バレンタインあるある”を徹底的にヒアリングし、かゆいところに手が届くお悩み解決商品に仕上がった。

　販促にも力が入っている。Yahoo!ショッピングの「ふくや」のページに特設された「ぎりぎりかんかん」のランディングページが非常に見応えのあるポップな仕上がりとなっているので良ければチェックしてみてほしい。

本命だけじゃない！バレンタイン商戦で抑えるべきポイント

　ほかにもYahoo!ショッピングではバレンタインで人気の商品ラインナップを充実させていて、定番と化した「ラ・ブラックサンダー」や、すき家の牛丼10パックセットの「大すき家」、今年ならではの「忖度DECOチョコ」など楽しめる商品が揃っている。バレンタイン商戦の中でも「義理チョコ」にターゲットを絞った商品は必ず需要がある。

　目の付け所を少しずらすだけでこんなにもユニークで需要のある商品が生まれるという好例だ。ホワイトデーにも同じような流れは来るだろう。さて。今年のバレンタイン商戦はどういった傾向が見られるのか。より一層バレンタインが楽しみになってきた。