楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2017発表!グランプリはレディースファッションのあの店舗
楽天は、1月29日に「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2017(以下SOY2017)」を発表した。
ショップ・オブ・ザ・イヤーとは、ユーザーによる投票数、2017年度の売上、売上の成長率、注文件数、お客様対応などから年間のベストショップが選ばれる楽天市場の表彰制度だ。そんなSOYも今回で20回目。長い歴史とともに、その年ごとに特徴が見られ他のショップの参考になる部分も多い。
「SOY2017」では、2017年のベストショップとして、総合賞10店舗、ジャンル賞124店舗(42ジャンル)、サービス賞26店舗、特別賞12店舗の計172店舗が選出されている。
総合賞のグランプリに輝いた「soulberry」はレディースファッションのショップで、洋服や雑貨などを扱っている。レディースファッションは5位に「オシャレウォーカー」もランクインするなどアパレルECというジャンルの強さを見せた。
2位にはダイエット・健康ジャンルの「タマチャンショップ」が輝いている。これで6年連続でSOY受賞となり常連の貫禄すらある。ECにおいて「食」というジャンルの特徴は、安全で、体に良くて、美味しい食材を求められることが多いという傾向がある。安価であるというよりはユーザー自身のためにこだわって選ぶことが多く、「タマチャンショップ」はその需要に対してピタッとハマっている感を受ける。
3位以降はインテリア系や家電が強さを見せている。このあたりは価格競争+サービスのクオリティの高さで勝負しているショップが多く並んでいる印象がある。
【SOY2017】総合賞の10店舗はこちら
1位 「soulberry」(レディースファッション)
2位 「タマチャンショップ」(ダイエット・健康)
3位 「頑張る家具屋 【タンスのゲン】」(インテリア・家具・収納)
4位 「くらしのeショップ」(百貨店・総合通販・ギフト)
5位 「オシャレウォーカー」(レディースファッション)
6位 「ヒマラヤ楽天市場店」(スポーツ)
7位 「モダンデコ」(インテリア・家具・収納)
8位 「A-PRICE楽天市場店」(生活家電)
9位 「アンド ハビット」(美容・ヘアケア・ネイル)
10位 「LOWYA」(インテリア・家具・収納)
数ある楽天のショップの中で個性を発揮していくのはなかなか至難の業だが、「売れること」以外の側面もしっかりと基準をクリアしていくことが、今後ショップを運営していく上で重要なのではないかと感じる。上位入賞店舗はどこが違うのだろうか。なぜ買いたくなるのか。研究し、自店の運営に活かしてみてほしい。