「ZOZOSUIT」の発送開始によって巻き起こる「3つのサービス」と「緻密な戦略」
スタートトゥデイ(所在地:千葉県千葉市)は「ZOZOSUIT」の配送を開始する文書をメールにて通知した。合わせて3件のプレスリリースも発表され話題を呼んでいる。
ZOZOSUITで消費者に聞いた!これからのネット通販・実店舗の買い物はどうなる?【ECのミカタリサーチ】
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ZOZOTOWNを運営するスタートトゥデイが「本日よりZOZOSUITの配送を開始いたしました」というメールを配信した。しかし、「ご予約数に対して生産数がまだまだ追いつかない状況が続いております。」とも記されており、配送までに最長で6ヶ月程度かかる可能性があることを示唆した。
ZOZOSUIT申込者に届いたメール
また同日、3件のプレスリリースも発表されている。1つは「スタートトゥデイ研究所」というプロジェクトチームを発足するということ。2つ目にプライベートブランド 「ZOZO(ゾゾ)」の販売を開始したということ。3つ目に「自分サイズ検索」 という機能を実装したということ。
それぞれどういった内容なのか、まとめてみたいと思う。
膨大なデータを最先端の技術によって解明する
まず1つ目の「スタートトゥデイ研究所」というプロジェクトチームについてだ。これは「ファッションは数値化できる黄金比的なバランスが存在している」のではないかという一つの仮説のもと、おそらく世界中で誰も持っていないファッション関連の大量の既存データと、これからZOZOSUITで取得していく世界中の人々のボディーデータを用いて【美しい、カッコいい、かわいい】ファッシ