株式会社Sprocket（本社：東京都世田谷区、代表取締役：深田浩嗣、以下「Sprocket社」）は、Web接客ツールSprocket（スプロケット）にECサイトへの導入支援・運用を組み合わせた新サービス、『Sprocket for EC』を2月28日に提供を開始した。

企業と消費者の絆をデジタルで実現

Sprocket社は、2014年4月に誕生した。マーケティングの領域において、Web接客手法を使ったコンバージョン最適化を自動化するプラットフォームを提供することで、デジタル時代ならではの企業と消費者の結びつき（エンゲージメント）を企図している。

同社が提供するWeb接客ツールSprocket（スプロケット）は、カスタマージャーニーに合わせてユーザーがアクションしやすい流れを「接客シナリオ」として設定、最適なタイミングで「ポップアップ」を表示して、コンバージョン最適化をはかり、期待するアクションに誘導ができる。これによりユーザーの態度変容を誘発しコンバージョンの大幅な向上に寄与する。

コンバージョン改善で多くの実績

Sprocketが提供するWeb接客ツールSprocketは、すでに150社を超えるECサイト（株式会社ワコール、株式会社コメ兵、株式会社ヌーヴ・エイなど）への導入実績があり、コンバージョン改善の成果を上げてきている実力派だ。

今回、そこで培われてきたECサイトの課題改善のノウハウを「鉄板シナリオ40」として Sprocket for EC にパッケージングしたのだ。ECサイト事業者が改善の課題を抱える様々なKPI（例えば、購入完了率、カート離脱率、商品回遊性、直帰率、定期引き上げ率など）の改善を効果的に実施できるサービスとなっている。

また同社によれば、契約から2週間～1ヶ月での迅速な導入が可能で、導入直後からKPIの改善効果が期待できるとしている。

導入費用は下記の通りだ。

・プラットフォーム費用：15万円～
（UUにより変動）

・コンサルティング・運用費用：15万円～
（サポート内容により変動／初期導入費別）

ECサイトの規模や導入シナリオ数などに応じて、3つのプランから選択可能。

さらに、リリースを記念して、2018年3月末までに申込みをした場合、先着10社限定で初回契約のコンサルティング・運用費用を無料にするキャンペーンを実施致中だ。

「AI×人」による手厚い施策

Sprocket for ECの特徴はこうだ。ECサイトのKPI改善に特化した「鉄板シナリオ40」を基に、実績多数のプロデューサーが各社に最適なWeb接客シナリオを提案、導入を行う。導入後も、プロデューサーがデータを検証しながら運用し、継続的な改善を行う。

また、これまでの Web接客ツールに加えて、AIがカートページに来訪したユーザーそれぞれの行動履歴や属性情報を基に最適なWeb接客を自動で出し分け、カートページでの離脱防止を行う。

さらに同社は、Sprocket for ECの成功事例を公表している。

・初訪ユーザーに最適なタイミングでセールをお知らせするWeb接客シナリオで購入完了率 66％ UP（株式会社ワコール）

・カートページで迷いを感じているユーザーに対して不安を払拭するWeb接客シナリオを実施し購入完了率 27％ UP（株式会社コメ兵）

・買い回り促進のためのWeb接客シナリオで購入完了率 38％ UP（株式会社ヌーヴ・エイ）

・こだわりや商品の魅力を伝えるWeb接客シナリオで購入完了率 30％ UP（株式会社シャボン玉本舗）

AIの進化が進む中、拡大するEC市場の中でその活躍の場は拡大する一方だ。特にWeb接客ツールの分野は視線を集めているが、このSprocket for ECはまさのその本流を行く骨太のソリューションと言えるだろう。

確かな実績のもと生み出されたSprocket for ECは、高いAI技術と人の持つ確かな知見が溶け合い、デジタル世界で展開されるビジネスをリニアに加速させることになりそうだ。