自社商品をAmazonプライム商品として販売できる「マケプレプライム商品向け出荷作業自動化サービス」の提供開始
EC自動出荷Webサービス「シッピーノ(SHIPPINNO)」を提供するシッピーノ株式会社(以下「シッピーノ」)は、 「マケプレプライム商品向け出荷作業自動化サービス」をリリースしたことを公表した。
2年足らずで550社以上のEC店舗が利用
シッピーノは、ECサイトで発生する注文を自動的に取り込み、物流システムに自動で出荷指示を行うASP型のシステムだ。モール出店、多店舗展開を行っているEC事業者様の物流業務効率を改善するソリューションとして、サービス開始から2年足らずで550社以上のEC店舗が利用するに至っている。
また、「マケプレプライム」とは、総合オンラインストアAmazon.co.jp(以下「Amazon」)が所定の配送基準を満たした販売事業者に提供する、自社配送商品をAmazonプライム対象商品として販売できる配送プログラムだ。
シッピーノは、「マケプレプライム商品向け出荷作業自動化サービス」を通じて、注文処理や出荷処理を自動化することで、販売事業者による「マケプレプライム」の活用を支援するソリューションとなったのだ。
注文から出荷に至る一連の業務を自動化
このサービスでは、まず利用する販売事業者側は、「マケプレプライム」を利用して販売する商品をシッピーノの連携倉庫に納品する。Amazonで「マケプレプライム」対象商品を受注すると、シッピーノが販売事業者の許諾のもと、その注文情報を取得し、 倉庫への出荷指示を自動で行うのだ。
注文処理・出荷対応に関する情報は全てシステムにより自動で処理されるため、24時間365日、情報の連携が可能となる。また、Amazonにおける配送情報の登録や在庫表示との同期も、シッピーノを経由して自動で行われる。
こうした注文から出荷に至る一連の業務を自動的に行えることにより、利用する事業者は、販促活動など営業活動や採用活動、マーケティングなどの業務に大きくリソースを割くことが可能となる。
さまざまな倉庫からマケプレプライム商品として発送可能
現在、「マケプレプライム商品向け出荷作業自動化サービス」で利用できるシッピーノ連携倉庫は、物流倉庫管理システム(WMS)「ロジザードZERO」を導入している倉庫の他、出荷情報をCSVで受信できる物流倉庫などが対象となる。
同社によると、連携倉庫は順次増やしており、販売事業者のニーズに応じた倉庫を紹介でき、扱うアイテムや分量によって最適な倉庫が選択できる、その幅が広がる見込みだ。
ユーザーにとっても利便性と認知度の面でアドバンテージがあるAmazonプライム。それが幅広倉庫と連携し、注文から発送まで自動的に行ってくれるこのソリューションは、特に発送業務に追われるEC事業者にとって、心強い味方と言えそうだ。