アスクル「LOHACO」が厳選、新米入荷待ちの極上こだわり米ベスト5公開
実際に食べ比べて選んだおいしい米を紹介
アスクル株式会社は、9月18日、ヤフー株式会社の協力のもと運営するBtoCの通販サービスLOHACOに、26年度産新米特集をオープンさせた。
「プロが伝授する美味しいお米の炊き方やおにぎりレシピ、ご飯のおともなど情報満載」と魅力的にアピールしている。
特集では、LOHACOのマーチャンダイザーが実際に食べ比べて薦める「本当にうまい米2014」の中から、新米の入荷が待ち遠しい、極上こだわり米ベスト5を選出して紹介している。
<LOHACOが厳選、極上こだわり米ベスト5>
○新潟県佐渡産「朱鷺(とき)と暮らす郷」 自然にやさしい農法で朱鷺と一緒に育ったコシヒカリ
○島根県奥出雲産「仁(に)多米(たまい)」 コシヒカリ“西の横綱”は冷めても、モッチリのうまさ
○岐阜県産飛騨「いのちの壱」 市場にはあまり出回らない希少な大粒の新品種
○滋賀県産こなんまい「極(きわみ)」 酵素やアミノ酸を取り入れた栽培方法で食味UP
○山形県産飯豊(いいで)「つや姫」 「日本で最も美しい村」で育まれた厳選つや姫
また、粘りや甘みなど米の特長がビジュアルでわかる食感チャートを掲載し、各々の米に合う料理も紹介している。
これら極上こだわり米の新米は、10月以降順次入荷の予定だという。
現地から伝える農家の工夫と努力
これらの米はマーチャンダイザーが産地に赴いて生育環境をチェックし、栽培方法や保管方法にこだわったもの。
生産地の環境や生産者のインタビューなどを通じて、生産者の米づくりへの想いを消費者に伝える工夫がされている。
農作物の栽培は同じように見えて、農家それぞれに工夫やノウハウが異なる。当然、同じ品種の作物を隣の田畑でつくっても、味は微妙に異なる。実際に見ればわかるのだが、なかなか機会がない。
その点、こういうレポートは面白い。
才気あるシェフや料理研究家のコーナーも充実
特集では、道具選びのポイントとともに、和食店「食幹」のオーナーシェフ佐藤幹氏が美味しいお米の炊き上げ方のコツを紹介している。佐藤幹氏は「なだ万」や「吉兆」などの名店で修行し、2007年5月、東京・渋谷に「食幹」を開店。2015年5月には東京スカイツリーソラマチ店をオープンした実力派だ。
オーナーシェフとして和食の楽しさを伝える一方、TVや雑誌への出演など、幅広く活躍している。
また、料理家山田玲子氏の協力による、日本人のソウルフード、おにぎりのレシピにも注目だ。ご飯と具材の組み合わせで無限に広がるおにぎりは、新米を味わい楽しむのに最適だ。
米はこだわり始めると、キリがない食べ物だ。有名産地で産する米もおいしいが、無名産地の狭い田で丁寧につくられた米の中に、特急品がしばしばある。
LOHACOの今年の企画は、「足で稼いだ」ものだけに、期待できると言えそうだ。