化粧品動画コマース「ノイン」約3億円の第三者割当増資を実施。開始約半年で40万DLの本質とは

ECのミカタ編集部

化粧品動画コマース「ノイン」約3億円の第三者割当増資を実施。開始約半年で40万DLの本質とは

ノイン株式会社(本社:東京都新宿区)はこのたび、グリーベンチャーズ株式会社と、既存株主である500 Startups JapanとKLab Venture Partners株式会社、みずほキャピタル株式会社や個人投資家などを引受先とした約3億円の第三者割当増資を実施したと発表した。

ノインは『すべての人にわくわくする毎日を』というミッションのもと、2017年10月に化粧品のコマースメディア「noin」の運営を開始した。現在iOSのアプリをリリースしてから約5ヶ月が経過し、App Storeのライフスタイルカテゴリ1位の獲得や、現在までで6,000件を超えるレビューで平均4.5点(5点満点)という高評価を獲得しており、アプリを利用するユーザーは日々増加している。

今後は、多数のリクエストがあるAndroid版のリリースや、動画コンテンツの制作強化、アプリの機能改善などを実施し、より多くのユーザーに愛されるサービスになるよう進化し続けていくとしている。

第三者割当増資の目的としては、「noin」のサービス成長および事業拡大のための人材採用の強化、認知拡大を目的とした広告投資の強化。また、化粧品メーカーや小売業者が「noin」上で商品の販売を行うことができるよう事業提携を進めていき、化粧品業界の新しい流通プラットフォームを目指すべく事業の拡大を目指していく。

「商品」が主役であるためのストーリー作り

noinの動画はユーザーが主役である。

「noin」の成功の鍵はなんだろうか。いわゆる化粧品の動画コマースではあるのだが、他社と一線を画す部分がある。それはキャスティングに依存しない考え方だ。「noin」の動画は「なぜこの商品を買う必要があるのか」というユーザー視点のストーリーを徹底的に掘り下げていて、膨大な数の化粧品の中から、悩みやコンプレックスを解消してくれる商品を紹介してくれるといったコンテンツ作りがなされている。

そこに過度な演出はない。商品自体が持つ魅力を最大限伝える方法が「動画」だったのだろう。使い方やその効果なども非常に分かりやすく仕上がっている。出演者にフォーカスすると、食いつきは良いかも知れないが、商品自体の力で購入される割合が下がり、リピートにも繋がりにくいという懸念は拭えない。

iOSのアプリをリリースしてから約5ヶ月。まだまだその歴史は始まったばかりだが、これだけの資金を調達し飛躍への準備は整ったように見える。商品の魅力や本質を最大限伝えていける動画コマースメディアとしての期待は高まっている。

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