本当に欲しいものは何? オトナ親子の「母の日」贈り物事情 【楽天調べ】
今年の「母の日」は5月13日(日)。 楽天市場では、20代・30代の男女400名(子ども側)と、50代・60代の女性200名(母親側)を対象に、オトナ親子にとっての「母の日」の実態を探るべく、意識調査を実施し、その結果を公表した。
楽天が行った意識調査の結果によると、20代・30代男女の約半数が、毎年母の日に贈り物をしているということが分かったという(50.3%)。また毎年でなくとも、「贈り物をしている」という人は約9割(88.8%)にものぼるのだそうだ。「母の日には贈り物」という習慣がしっかり定着しているといえるだろう。
実は欲しいと思っているものは?
一方で、彼らの親世代にあたるお母さんたちの本音も探ってある。お母さんに「子どもには言いづらいが、実は欲しいと思っているものは?」と本音を尋ねてみたところ、「花」と「感謝の言葉」が同率一位という結果に。次いで「手紙・メッセージカード」がランクインした。子どもの「気持ち」は、お母さんにとって嬉しいものだということがよく分かる。
大切にとってある思い出の品
子どもからもらった手作りのものや感謝のメッセージを大切にしている母親は87.6%と9割近くにのぼる。小さい頃には、工作をしたり手紙を描いたり、母親のことを思いながら手作りギフトやメッセージを贈った人も多いのではないだろうか。大人になってからその機会が減ってしまったのは、少し寂しい気もする。
少しだけでいいから手を加えてほしい
ただし、母の日の贈り物にもらえるなら、「既製品にメッセージを添えるなど、少しだけ手を加えたものが嬉しい」と答えた母親は66.5%で、 「いちから手作りしたプレゼント(7.5%)」との回答者の約9倍にのぼる。
「少し手を加えたもの」が良いと思う理由としては、「気持ちがこもっているから」「嬉しいだろうと思うから」という理由に次いで「いちから手作りは手間がかかりすぎる」といった理由が上位になった。手作りのものは嬉しいけれど、あまり子どもに負担をかけさせたくないという親心も垣間見える。
ECにも求められる「温度感のあるサービス」
4月2日(月)に開設した楽天市場の「母の日特集 2018」では、定番のカーネーションからプリザーブドフラワーや鉢植えなど人気の花ギフト、スイーツ、ファッション雑貨・アクセサリーなどの幅広いギフトアイテムを紹介するほか、ギフトを楽しく選ぶための様々な企画が展開されている。
今回の「感謝のメッセージや、手作りギフトがもらえたら嬉しい」と考えているお母さんが多いという調査結果を受けて、楽天市場は、自分らしいメッセージやアレンジなど、ほんのひと手間加えることで、より母親への感謝の気持ちが伝わるギフトになる、そんなアイテムにも着目しているという。
ECが発達し、どこにいても多くの商品から選ぶことができる時代になった。母の日のような記念日には、モノの価値よりも気持ちが込められるアイテムの方が重宝される。
ただ「モノ」を贈るだけではなく、誰かの背中を押してあげられるような。そんな気の利いた温度感のあるサービスは実店舗だけでなく、ECにおいても工夫次第で可能なのではないだろうか。そして今、時代はそれを求めているのだ。