OmisePaymentがネットショップ作成サービスPrestaShopの日本円決済に対応
Omise Japan株式会社(所在地:東京都渋谷区)の提供するオンライン決済サービスOmisePaymentは、世界の27万店以上のネットショップで利用されているネットショップ作成サービスPrestaShopの日本円決済に対応したと発表した。
OmisePaymentは日本人起業家によるタイ発の電子決済サービスで、シームレスで高セキュリティな決済を簡単に導入できるという特徴を持ち、個人経営のネットショップからマクドナルドのような大企業まで幅広い層の顧客が導入している。
このたび、そのOmisePaymentは、世界の27万店以上のネットショップで利用されているネットショップ作成サービスPrestaShopの日本円決済に対応した。
フランスで創業されたPrestaShopはそのデザイン性の高さからファッション業界に強みを持っている。日本ではPrestaShopに簡単に組み込むことができる決済サービスは非常に限定的で、そのことがPrestaShopの導入を妨げる一因だと考えられる。Omiseは日本のネットショップ運営者もグローバル水準のサービスを気軽に利用できる環境を整備するためにPrestaShopの決済に対応したという。
OmiseはこれまでWooCommerce、OpenCart、Magentoなど世界的に広く利用されているショッピングカートサービスに対して決済プラグインを提供してきた。ネットショップを開設する人がシームレスで高セキュリティな決済システムを簡単に導入できるという環境を目指してOmiseは今後も開発を進めていくとしている。
決済手段の豊富さは他社との差別化につながる
いまや世界中にネットショップ作成サービスは乱立しており、そのしのぎを削っている。そして、他社との差別化をどこで図っていくか、ウリとなるポイントはなんだろうかと考えた時に、豊富な決済手段を持っているということは大きなアドバンテージに繋がっていく。
PrestaShopは多言語や多通貨に対応しているため、値段や送料などの設定に柔軟性があり、全世界を対象としたショッピングサイトの構築ができる。
今回のOmisePaymentとの連携で世界中のユーザーとの距離をまたひとつ縮めることができた。ECで世界に発信していくハードルはこれからもどんどん下がっていくのだろう。この流れに乗り遅れてはならない。