GMOペイメントゲートウェイ、日本初のビットコインによる決済サービスを開始

日本初のビットコインによる決済サービスの開始へ

東京都渋谷区に本社を置くGMOペイメントゲートウェイ株式会社は、ビットコインのプラットフォーム運営会社であるbitFlyerに対して出資することを2014年9月22日に発表しました。さらに資本提携にとどまらず業務提携を行うことで、日本の決済事業者としては初となる、ビットコインによる決済サービスを2014年11月から提供する予定です。

ビットコインについて

ビットコインはインターネット上に流通する仮想通貨の一つであり、各国が発行する通貨と異なり銀行などの仲介機関を通す必要がない他、両替が必要ないことから手数料の負担を抑えることができるというメリットがあります。

ビットコイン市場についてはその取引に必要となる電子財布(ウォレット)の数が2014年6月時点で532万にもなり、2014年末までには800万ウォレットに達することが見込まれています。海外では様々な電子商取引サイトにおいて各国通貨と共に決済通貨として用いることができますが、日本ではまだ認知度が低く、またビットコインに対する安全性への懸念などからビットコインはさほど普及していません。

今回の資本業務提携によって、同社では消費者や事業者に対して安心したビットコインによる決済環境を提供することを目指しています。