キャッシュバックされる買い物サイト『monoka』にiOSアプリ版が登場。「選びやすさ」にもフォーカス

ECのミカタ編集部

インターネット広告事業を展開する株式会社ファンコミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:柳澤安慶 東京証券取引所市場第一部:2461)は、2018年4月23日(月)より、「いつものお買い物がお得になる」キャッシュバックサービス『monoka(モノカ)』のiOS版スマートフォンアプの提供を開始した。

ポイント還元ではなく現金キャッシュバック

monokaは、ネットショッピングの際にmonoka経由で購入するだけで購入金額から最大35%が現金でキャッシュバックされる画期的な買い物サイトだ。ポイント還元ではなく現金キャッシュバックであるという点が特徴的で、交換の手間や利用制限、交換までのタイムラグがなく、口座登録をすれば最短即日に振込が可能となっている。

同サービスは、これまでWebサイトのみの展開だったが、ユーザーの8割がモバイルを利用しているという状況、さらにモバイルユーザーの7割がiPhoneからアクセスしている状況を踏まえ、今回、ブログシステムやアプリ開発を行う連結子会社のシーサー株式会社と共同でiOSアプリ開発に至ったのだ。

選ばなくても欲しいものに出会える

選ばなくても欲しいものに出会える

同社によれば、モノや情報が氾濫する現代では、選ぶ対象が多過ぎることによる「買い物疲れ」「決断疲れ」を感じる消費者が増えているという。今回、アプリ版の提供が発表されたmonokaも、サービス開始当初約100店舗だった取扱いショップ数が海外ブランドコスメなどの美容健康系、洋服や小物などのファッション系を中心に現在約500店舗まで増加している。

そうした中monokaでは、季節や利用シーンに合わせた特集コンテンツを通して「選ばない(選ばなくても欲しいものに出会える)買い物」をサポートし、金銭面だけでなく心理面でも買い物ストレスのない買い物サイトの実現を目指している。今回のアプリ版の提供開始も正にこの流れに沿ったものだと言えるだろう。

実際に売れ筋商品はSNSで人気のアイテムの他、monokaオリジナルコンテンツで紹介したニッチアイテムが売れる傾向があり、今後も独自の基準で厳選したショップおよび特集コンテンツの追加に注力していく他、Android版アプリの開発やユーザビリティ向上の取り組みも進めていく予定だ。

特徴的なサービスで存在感を発揮

日本においてもEC市場は拡大の一途をたどっている。多くのネットショップやネットモールがひしめき合う中、その中で日々充当される情報の量も増加する一方だ。

豊富なアイテム数は、それだけでユーザーの選択肢と買い物体験という至極のユーザー体験に大いに寄与することになるが、反面で氾濫する情報の中から、ユーザー自身が本当に欲しいものにたどり着くのは至難の業にもなりつつある。

このような状況に着眼し、独自のキャッシュバックサービスを武器にユーザーの「選びやすい」に注力するmonokaは、その特徴を生かして差別化をさらに際立たせ、同市場における存在感をさらに発揮していくことになるだろう。今後の展開に注目したい。

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