MakeShopがネットショップASP業界で6年連続のNo.1に。年間総流通額も過去最高を更新
GMOインターネットグループのGMOメイクショップ株式会社は、ネットショップ構築サービス「MakeShop」において、2017年1月~2017年12月の全ネットショップにおける年間総流通額が過去最高の1,480億円に達し、6年連続でネットショップASP業界No.1に輝いたと発表した。
GMOメイクショップは、“EC for a better future.”と、スローガン“あなたの本気を本気でサポート”のもと、ネットショップ構築ASP「MakeShop」を中核にサービスを展開している。「MakeShop」は国内2万2,000店舗以上の導入実績を誇っており、2017年1月~12月には年間総流通額が1,480億円に達し、6年連続で業界No.1を獲得した。
これまでのサービス運営で培った高い技術力と豊富な実績を活かし、「MakeShop」のシステムをベースに「予約販売機能」や「定期購入機能」、BtoBサイト構築を可能にする「BtoBオプション」、社内販売専用ショップを構築できる「シークレットショップ機能」など、店舗の要望に応じた様々な機能を追加している。
2017年の「MakeShop」の流通額をカテゴリ別に見ると、単価の高い「家電カテゴリ」が最多であるものの、2014年をピークに減少が続き、前年比13%減に落ち込んでいる。その背景には、モール型ECや家電量販店系の大型ネットショップなどの販路拡大の影響により、特に白物家電の販売が振るわなかったことが挙げられる。
一方、「家電カテゴリ」に続く「アパレルカテゴリ」は、中小規模のアパレルショップの新規出店増加や、既存ショップの売上拡大により、年間流通額が前年比34%増を記録し、大きな成長を見せた。「アパレルカテゴリ」の各月の流通額を前年同月と比較すると、最も成長率が高い3月で42%増、最も低い6月でも28%増と、年間を通じて高い成長率を維持した。
「アパレルカテゴリ」は2015年を境に急速に拡大しており、この傾向は、アパレルのEC化が進んでいることのほか、2013年以降GMOメイクショップが取り組んできたアパレルEC向けの機能強化・拡充をはじめとしたファッション・アパレル戦略が背景にあると考えられる。
とどまるところを知らない王者の快進撃
昨今のEC業界の数字をそのまま体現したかのような数字が並んだ。それにしても6年連続は「強い」としか言いようがない快挙だ。利用料金の安さや機能の豊富さはもちろんのこと、GMOグループとしての信頼感の高さや、横断的に利用できる様々なサービスと連携可能な点は他の追随を許さない。
個人ユーザーや小規模事業者だけでなく、サントリーや大王製紙など、数多くの大企業もMakeShopを利用しており、幅広いユーザーニーズに応えられる基盤が構築されている点も大きな要因だ。まだ伸びるEC業界で、トップに君臨するMakeShopはどこを目指していくのか。王者の快進撃はとどまるところを知らない。