GMO-PG、Syndacastと提携し、新たなサービスを提供
決済・Web広告の一括提供が可能に
GMOペイメントゲートウェイ株式会社(以下、GMO-PG)は24日、タイ・バンコクに拠点を置き、東南アジアで最大級のDSPを提供するSyndacastと提携を行ったことを発表した。
この提携により、日本のGMO-PG加盟店で海外向けにEコマース等を展開するEC事業者向けに、東南アジア全域へのWeb広告配信支援サービスを開始する。
同サービスはGMO-PGが展開している「GMO-PG 集客支援サービス」の一環として、2014年10月1日より本格的にサービスの提供を開始する。サービスの申し込みは、2014年9月24日から開始している。
提携の背景
GMO-PGはこれまで現在100社を超える加盟店が利用している「GMO-PG集客支援サービス」を展開している。これは、ネットショップを中心とする4万8,000店を超える加盟店に、クレジットカードをはじめとする各種決済手段を提供し、加盟店のネットショップの売上向上を支援することが目的だ。
近年、東南アジアでEコマース等の非対面ビジネスを展開する日本企業が増加傾向にあるものの、海外ECサイトの集客・売上向上や現地での認知度向上が、海外進出する日本のEC事業者にとって大きな課題となっている。
この課題についてはGMO-PGにおいても、海外ECサイトの集客・売上向上や現地での認知度向上に関する相談が事業者より数多く寄せられていた。
この課題に取り組むために、「GMO-PG集客支援サービス」で日本国内向けに行ってきたリスティング広告・DSP広告等の運用代行ノウハウを活かして、東南アジアでもネット広告の運用代行をすることとなった。
Syndacastと2014年8月に提携を行い、今回の海外向けの「GMO-PG 集客支援サービス」を提供開始する運びとなった。同サービスは既にシンガポール・マレーシア・香港等で展開するオンラインショッピングサイトや、マレーシアのムスリム系ファッションサイトにおいて先行導入されている。