開発現場で求める品質をブランド化、「PE-BANK」運用開始
2000人の本当のプロ、プラットフォーム事業
首都圏コンピュータ技術者株式会社(MCEA:エムセア)は、2000人以上のフリーエンジニアと契約、様々なシステム開発案件の共同受注事業を展開しているが、さらに厳格な契約基準に基づく「プロ契約」を行い、エンジニアの質をブランド化、10月1日より新プラットフォーム事業「PE-BANK」として運用を開始する。
「登録」ではない、「プロ契約」
この事業では、ITエンジニアとしてそれぞれの契約に基づいた独自の厳格な基準を満たすだけでなく、必ず直接対面による最終面談を行い、書類だけでは判断できない「プロ意識」を見極める。
現在2000人以上のフリーエンジニアが登録しており、営業、福利厚生や青色申告、資格取得など、個人事業者として煩わしい業務をMCEAがサポート、業務に集中して能力を発揮することにより、ITエンジニアの品質と社会的信用を向上させ、案件の受注機会を拡大、2017年には契約プロエンジニアの数を3倍の6000人に増やす予定だ。
不足する人材は数万人
2016年頃の稼働を目指した政府、地方自治体のシステム更新、郵便、金融機関などのシステム統合など、数千億円規模の大型システム開発案件により、2020年頃まで各企業では深刻なエンジニア不足が予想されている。そんなニーズに応える同社は、個人情報などを扱うデリケートなシステム開発現場において、質と信頼性に応える大きな役割を担うことになりそうだ。