楽天市場の各種APIが無料化!それにともない「ネクストエンジン」もAPI対応を強化

APIサービスが2015年1月から無料化

APIサービスが2015年1月から無料化

Hamee株式会社(以下Hamee)から自社が開発・提供するバックヤード支援を中心としたECプラットフォーム「ネクストエンジン」の楽天市場各種APIへの対応強化を進めると9月29日に発表があった。

今回のAPI強化の背景には2014年9月8日に楽天市場より発表された「安心・安全なショッピング環境づくりの取り組み及び料金体系改定のお知らせ」から2015年1月より今まで初期費用と処理手数料のかかっていたAPIサービスが無料で利用できるようになるということがある。

ネクストエンジンの特長

Hameeが提供するネクストエンジンはバックヤード支援を中心としたシステムだ。拡張性を備えたECプラットフォームで複数店舗への在庫自動連携や自動メール送信のほか、蓄積された注文データを自在に処理することができるという。

登録店舗数は1万店舗を超え、現役ネットショップ「Hameeストラップヤ」運営の現場から生まれたシステムとなっている。

APIへの対応強化の内容

従来より受注APIを利用した注文データの自動取り込みや在庫の自動連携に対応しており、受注処理自動化と組み合わせることで高い評価を得ていたネクストエンジンだが、今回の楽天市場各種API無料化により来年1月よりネクストエンジンを通じた受注処理がより便利になるという。

具体的な内容としては、ネクストエンジン上での金額変更や、出荷完了した伝票の状態反映などもRMS側に自動反映されるという。ネクストエンジン上での処理でスムーズに受注管理ができるため事業者側の作業効率化が見込めるとHameeは語る。