Bitstarと博報堂がタッグが提携したインフルエンサーマーケティング
株式会社BitStar(本社:東京都渋谷区/代表:渡邉拓)は、株式会社博報堂と戦略的提携を締結したことを発表した。インフルエンサーを活用した、マーケティングコミュニケーション手法を強化する。
提携の背景
BitStarは、インフルエンサー支援事業をメインとする企業だ。インフルエンサーが活躍するためのプラットフォームの形成に加え、プランニング。分析ツールの開発、ファンコミュニティの運営など、インフルエンサーの活動を支援する仕組みを作っている。
博報堂は、フィロソフィーである「生活者発想」を軸として、広告事業などを通じて顧客のマーケティングをサポートする。
インフルエンサーが情報を発信していく機会が多くなっている昨今。BitStarの得意分野であるゲームやアプリに加え、マーケティングの対象ジャンルを広げていくことで、インフルエンサーのマネタイズをより拡張していくため、幅広いクライアントをもつ博報堂と提携することとなった。
提携内容
具体的には、今までより多くのインフルエンサーがテレビ・CMに出られるような環境の整備をしていく予定だ。インフルエンサーによる広告効果と、テレビ・CMによる効果、広告媒体による広告効果とのデータを分析・比較することがメインとなる。よりインフルエンサーの影響力を広げ、広告効果を上げていくことで、広告を依頼した企業もインフルエンサーも豊かになっていくことを目指す。
EC業界に与える影響
この2社の提携が、いったいECに何をもたらすのか。
ネットやアプリの世界を中心としていたインフルエンサーがテレビに出演し、さらにその知名度を上げていくことは、ECを知ってもらう大きなチャンスとなる。
この前テレビに出ていたあの人は、実はInstagramから始めた人なんだ、そこからオンラインショップの創設まで行ったんだ、というような興味を呼び起こすことができれば、ネットやアプリだけでは取り込めなかった客層も引き入れることができる。
2社の提携が、意外なところでECを普及させる起爆剤となるかもしれない。