【Wowma!】ARを活用しスマホをかざすだけで部屋に置く家具のサイズ感を把握できるサービスが開始される
KDDIコマースフォワード株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:八津川 博史、以下KCF)は、運営する総合ショッピングモール「Wowma!(ワウマ)」において、AR(拡張現実)機能を活用してソファやテーブルなどの大型家具の配置シミュレーションが出来る「インテリアAR体験特集」の提供が開始されることを公表した。
注目の先端技術「AR」
KDDIが提供する総合ショッピングモールWowma!にAR機能を活用してソファやテーブルなどの大型家具の配置シミュレーションが出来る「インテリアAR体験特集」の提供が開始されることになった。
AR機能とは「Augmented Reality」の略で、一般的に「拡張現実」と訳される。実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を“仮想的に拡張する”先端技術だ。
テクノロジーとしてのインパクトは大きく、特に近年はスマホ向けサービスとして比較的簡単に実現できることもあり、日常生活の利便性を向上させ、新しい楽しみを生み出せる新機軸の技術として注目を集めている機能となっている。
家具のサイズ感をARで確認
今回提供された機能は次のようなものになる。Wowma! 内の「インテリアAR体験特集」に掲載されている各対象商品の「ARボタン」を押下すると、AR機能が起動し、実際のお部屋に対象の家具を配置したイメージを確認することが可能となる。これによりユーザーは、購入前に設置イメージを確認でき、安心して買い物を楽しむことができる。
【インテリアAR体験特集の概要】
◆1.特長
①ARカメラをかざすだけで、指定の場所にソファやテーブルなど大型家具の配置した際のイメージの確認が可能
②ARカメラでかざした家具(注1)を「Wowma!」で購入可能
◆2.提供開始日
2018年9月21日
◆3.対象端末
iOS12以上のiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE、iPad Pro(全モデル)、iPad(第5、6世代)
◆4.利用方法
Wowma!内の「インテリアAR体験特集」から利用できる(注2)
(注1)購入が可能な対象商品は「インテリアAR体験特集」にてご確認できる。
(注2)Wowma!のアプリでは利用できない。
ARがECの中でどう広がっていくのか
モバイル通信キャリア系の総合ショッピングモールとして存在感を発揮するWowma!。今回その「インテリアAR体験特集」の中でAR技術が導入されることとなった。
こうした拡張現実技術は、家具など一定の大きさのあるもののサイズ感をリアルに把握する上では大きな威力を発揮し、ユーザーの買い物体験を向上させ、ひいてはECプラットフォーム自体の価値向上に寄与することになる。
いまだに長い黎明期にあるとも一部からは言われるAR技術だが、こうした実際のプラットフォームでの運用を通し、今後どのようにECの中で広がっていくのかにも注目すべきだろう。