Pear社がJECCICAとECコンサルシステム『OMNI-CORE』の開発における事業提携を実施
株式会社Pear(福岡県福岡市 代表取締役CEO 島井尚輝)は、Eコマーススペシャリスト、Eコマースコンサルタントを養成認定しているJECCICA一般社団法人ジャパンEコマースコンサルタント協会(東京都 代表理事 川連一豊)と、ネットショップ運営の改善策を提示し、店舗の発展を助けるコンサルティングシステム「OMNI-CORE(オムニコア)」の開発における事業提携を実施した。
ボタンひとつでECコンサル
OMNI-CORE(オムニコア)とは、これからネットショップを始める初心者・売上が上がらずに困っている人に、運営の手順や方法を分かりやすくレクチャー・サポートするコンサルティングシステムだ。
ショップを開店させるまでの準備、オープン後に運営を安定させる、さらには売り上げを伸ばしていく際、対応すべき課題に優先順位をつけて提示。現在、ショップ制作の際の手順やつまずきやすい点の解説、解決できない時の作業依頼をボタン一つでできる機能を備えている。
「その道の権威に認めてもらう必要がある」
今回の事業提携には、Pearのミッションでもある「世の中のネガティブをポジティブに」という想いのもと、システム開発に挑んでいるPear社の島井氏が役割を果たしたようだ。
同氏によれば、今回の提携は、もともと事業計画として想定していたのものではないという。なんと、実は…映画「グレイテスト・ショーマン」の鑑賞が事業提携に向けて動き出しきっかけだというのだ。映画のストーリーにある苦境から解決策を見出していく点に着想を得たという。
映画の舞台は全く違いうものの、他人ごととは思えず、以前から「本当に困っている人たちにOMNI-COREを使ってもらうためには、どうしたらいいのだろう…」と常に考えていた同氏。
オムニコアはECコンサルタント業務をシステム化したものだが、「ECコンサルタントって、なんだか怪しい…」というネガティブなイメージがとても強い職種でもあると指摘する。さらに、Pearは設立まもない若い会社。どうしても信頼性に欠ける環境と言わざるを得なかった。
そこで、「OMNI-COREを多くの人に使ってもらうには、その道の権威にも認めてもらう必要がある」との結論に至る。つまり、最優先課題は「事実や実績に基づいた必ず結果を出せる、誠実なコンサルティング内容をシステム内に充実させること」。ここに気づけたことが、今回の事業提携への最初の一歩だったと振り返る。
精鋭が揃うJECCICA
そこで、JECCICAで理事・講師をされている松本順士氏との面会を果たした。実際にレディースアパレルブランド「GRL」を立ち上げ、4年で年商30億円の実績をあげた松本氏から、実際の経験と知見から鋭い意見と提案を得たという。
そこからさらに、JECCICAの代表理事である川連氏とつながっていく。川連氏は数多くの経営経験を持ち、一般的な実務内容だけではなく、企業の経営についても精通している。若くして会社を軌道に乗せ大きく成長させた松本氏、企業全体の状況を把握した上で適切な指導をする川連氏。
そういった面々が所属しているプロフェッショナルなJECCICAという組織には他にも、データ分析、補助金についてなど、様々な分野に精通した方が多数在籍しているそうだ。同社では、だからこそECコンサルタントの養成が可能であると共に、「OMNI-COREに、知識やノウハウをしっかり反映させることができれば、さらに価値のあるサービスになるに違いない」との確信に至る。
今後も同社では、悩み多いEC事業者に寄り添う誠実なシステムを目指して、今後もさらに邁進する方針で、新たな力を得た「OMNI-CORE」の一層の価値向上に期待がかかるところだ。