2018年は西日本での豪雨や、大阪府、北海道での地震など、自然災害が多発している年となっています。自身の身を守るためにも、災害対策は必要ですが、「ネットショップ運営」において災害発生時にやっておく必要があることをまとめてみました。

災害時は、消費者の安否確認や配送・取引先の現状確認から

災害が発生した際には、自身が被災者であれば自社内の商品や配送状況、従業員の安否確認を行い、被災地が遠方であればそ配送状況の確認や仕入先や製造元などの状況、ECサイト内の在庫確認などをする必要があります。

確認をするなかで、通常業務との変更店がある場合には、ネットショップ運営で、消費者との接点になるのがメールでお伝えすることです。

例えば、災害が発生した際の消費者への安否確認や、配送状況によって商品の発送・注文に何か変更点がある、商品の出荷を停止する場合にはその趣旨を記載し配信する必要があります。

また、消費者との接点にはメール以外にも、FacebookやTwitter、LINE＠などがありますが、メール同様に消費者の安否を確認しつつも、災害による変更点がある場合には、その趣旨をお伝えします。

メール対応と同じですが、ネットショップに訪れた消費者に対しても自社の状況をお伝えする必要があります。掲載情報として、商品の出荷状況（遅延や停止）・コールセンターなどのお問い合わせ体制の業務停止が、店舗の休業などです。

下記記事で、東日本大震災時の各社の対応がまとめられています。ご参考までに。

また、メールやSNS、サイト上での文章では畏まりすぎる必要は、ありませんが災害に合われている方にとって不快にならない言葉遣いを心掛けるほうが好ましいです。

災害時に必要なこと

災害発生時には、災害情報を正確にとる必要があります。現地の様子はSNSを通して知ることができます。なるべく、情報元が正確な、気象庁やNHKなどから情報を取得することをお勧めします。また、近年Yahoo！では災害情報の情報更新や、交通網の情報を公開しており、一度で多くの情報を取得できるため役立ちます。


◆情報収集先
・NHK　
https://www3.nhk.or.jp/news/?utm_int=all_header_logo_news
・気象庁
https://www.jma.go.jp/jp/quake/

◆配達関連
※災害発生後、配送会社は自社の配送状況についてリリースを発信します。
　下記は、2018年6月18日に発生した大阪北部地震の時に発表されたリリースです。

・ヤマト
大阪府を中心とする地震の影響によるお荷物のお届け遅延について
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/info/info_180618.html

・日本郵便
大阪府での地震に伴う影響について【2018年6月20日（水）8時現在】
http://www.post.japanpost.jp/notification/productinformation/2018/0620_01.html

・佐川急便
大阪府を中心とする地震の影響によるお荷物の集配への影響について
http://www2.sagawa-exp.co.jp/information/detail/119/?_ga=2.111488900.1846919669.1529290149-1493019512.1526534952

◆モール関連
・Yahoo!ショッピング
大阪府を中心とした地震の影響による受注連絡や配送遅延について
https://topics.shopping.yahoo.co.jp/notice/archives/20180618s.html?sc_i=shp_pc_top_NorthNotice_1

◆高速道路の運行状況
・日本道路交通情報センター
http://www.jartic.or.jp/

◆電鉄
・JR各社HP、及び各私鉄HP
・JR東日本
http://traininfo.jreast.co.jp/train_info/service.aspx
・JR西日本
http://trafficinfo.westjr.co.jp/list.html
・運行情報 （Yahoo!路線図）
https://transit.yahoo.co.jp/traininfo/top

◆防災関連情報
・国土交通省ハザードマップポータルサイト
https://disaportal.gsi.go.jp/
・大阪で最大震度6弱　地震発生時にやるべきこと・やってはいけないこと
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/osaka-jishin-1?utm_term=.jqjmLyZOK#.xsEoOKNZR
・東京防災　
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/08/20p8l300.htm

いつおきるかわからないからこその事前準備を

当たり前ですが、自然災害はいつ発生するのかがわかりません。そのため、平時の時に、災害に関する情報を集め、もし発生したときに被害を最小限にとどめるように準備をしておく必要があります。