タクシーを利用した宅配サービスが佐川急便と山城ヤサカが開始!

ECのミカタ編集部

佐川急便株式会社(本社:京都府京都市/代表:荒木秀夫)は、山城ヤサカ交通株式会社(本社:京都府京田辺市/代表:粂田晃稔)と10月29日から乗用タクシーを活用した宅配事業を開始。

荷物の集荷を乗用タクシーで行うことは全国で初めてとなる。

「かけもち」制度が後押し

配達業界は急激なEC需要の増加でドライバーの不足が課題のひとつとなっている。

一方、タクシー業界でもドライバーが不足すると同時に人口減少によって旅客も減少しており、過疎地域等においては人の流れも物流も環境改善が求めらえている。

このような状況下、旅客または貨物の運用に特化してきた従来の輸送のあり方を転換し、一定の条件のもと旅客と荷物を運ぶ「かけもち」ができるよう、規制が緩和された。

そこで佐川急便と山城ヤサカ交通は、乗用タクシーで宅配便を運ぶ新たな貨客混載事業を始める運びとなった。宅配事業の生産性向上、地域の交通インフラ活性化を目的とする。

事業概要

山城ヤサカ交通の乗用タクシーの荷室に佐川急便の宅配荷物を積み込み、旅客事業を行う以外の時間帯に荷物の配達をおこなう。

今回計画しているエリアは相楽郡笠置町で、乗客利用の比較的少ない日中の時間帯を活用して乗用タクシーの運転手が個別配送する。配達業務と並行してエリア内の顧客から発送される荷物の集荷も視野に入れている。

集配業務を終えた後は、佐川急便 京都精華営業所で不在などの未配達の荷物、預かった荷物を引き渡して、業務終了となる予定だ。

貨客混載でECと地域を活性化

乗用タクシーが貨客混載を始めたのは今回が全国初となるが、最近では、群馬県の関越交通とヤマト運輸が同様に貨客混載を始めた事例もある。(https://ecnomikata.com/ecnews/20485/

ECは地方でも商品を購入・取り寄せできることが強みでもあり、ECが発展するということは必然的に地域の物流サービスの活性化にもつながる。貨客混載事業はそうした時代の流れに適した一例と言えるだろう。

今後もECの拡張によって貨客混載という配送のあり方がさらに多くの地域に広がり、それぞれの地域が活性化していくことに期待したい。

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