家具のサブスク『airRoom』がユーザーの声に応えてコーディネートされたパッケージ商品の提供を開始

ECのミカタ編集部

アイテム数最多級の家具の月額制レンタルサービス「airRoom(エアールーム)」を運営する株式会社Elaly(本社:東京都港区、代表取締役CEO:大藪雅徳、以下「Elaly」)は、airRoom上の家具を使用したコーディネート済みのパッケージ商品のレンタル提供を開始し、またLINE@にて無料のコーディネート相談サービスも合わせて開始することを公表した。

利用期間はユーザーが自由に決められる

「airRoom」は商品数が最多級で人気家具ブランドの商品を月額定額で利用できるシェアリングサービスだ。引越しや単身赴任、模様替えのニーズに対して必要な家具を1点から利用できる。

利用期間はユーザーが自由に決める事ができ、最短1ヶ月、最大12ヶ月まで利用可能となっている。これにより、家具を購入・処分するといった今までのスタイルだけでなく、必要な期間のみ家具を利用するという新しい住まいのあり方を実現できる。

ユーザーの声に応える形でのサービス提供

airRoomでは、これまで様々なユーザーに対して家具・インテリアを提供してきた。その中で、「airRoomで家具のコーディネートをされた商品をレンタルできないか?」という声が多く寄せられていたという。

そこでairRoomでは、そのの声に応え、あらかじめコーディネートされた家具のパッケージレンタルサービスの提供を開始することにしたのだ。今回は、ユーザーの声の中でも特に多かった「北欧風」、「モダン風」、「ナチュラル風」、「男前風」の4カテゴリーにおいて2種類ずつパッケージを用意。

上記のパッケージでカバーしきれないものに関しては、airRoomのLINE@を通じて無料相談も受け付けるという。

パッケージ例

◆男前テイスト

ウォールナットを代表としたダークブラウンの木材を中心にコーディネートされたパッケージ。デザイナーズマンションのようなシックな部屋にもぴったりな組み合わせだ。アイアン風な脚にすることでラフにしつつ、細さを意識することで野暮ったくならないよう工夫。部屋も一段とスタイリッシュになる。思い切って大きめの植物を置くとワイルドな印象がプラスされる。

◆北欧テイスト

綺麗な木目と優しい色合いが特徴的なアルダー材のソファをメインに配置。ナチュラルな木材はグリーンとの相性が抜群だ。その他のアイテムの色を統一することでまとまりのある部屋に仕上げられている。観葉植物を置くと温もりがプラスに。ついついソファで横になりたくなるような、居心地の良い柔らかな雰囲気の部屋を演出できる。

「自分に適切な家具を選べる」ことの重要性

今回の発表に際しElaly代表の大藪氏から次のようなコメントが出されている。

「いつもairRoomをご利用いただきありがとうございます。『一人一人が、体験できる選択肢を広げ、幸せの最大化を実現する』、これは弊社のミッションです。Elalyは、世界一のモノのシェアリングインフラを創ります。『世界中どこにいても、誰であろうと、必要なモノが貨幣に縛られることなく享受できる』、そんな世界の実現を目指します。

その最初の第一歩として、家具の月額制レンタルサービス『airRoom(エアールーム)』が誕生しました。airRoom事業を通じ、数多くのユーザー様と対話させていただく中で、『家具を購入する・所有する』という課題と同等に 『自分に適切な家具を選ぶ』という課題が存在する事を知りました。これはElalyが目指す世界を実現する上で、我々が解決していかなければならない課題だと認識しております。

そこでこの度、プロのインテリアコーディネーターがコーディネートしたパッケージ商品によるレンタルサービスを開始いたしました。メンバー一同全力でみなさまに満足していただけるサービスにすべく精進して参りますので、今後ともairRoomをよろしくお願いいたします」

サブスクリプション(月額定額制)でのサービス提供に対しては、一般消費者からの関心が近年特に高まっているとのデータは多い。Amazonなどは音楽や電子書籍、映像コンテンツなどについて、プライム会員などを対象として月額定額で提供するサービスを拡充しているのは周知の通りだ。またAppleやGoogleも定額での音楽配信サービスでしのぎを削っている。

こうしたECプラットフォームやネットサービス、デバイスメーカーなどが提供する定額サービスはそれぞれのエコシステム強化の一環という面を持つが、それ以上に人々の「所有」の概念を徐々に変えつつある。特にこの所有の概念の変化は、形の無いコンテンツだけでなく実際の物品の分野でより大きく波及しているとも言えるだろう。今回のElalyもまさにその流れの中にあり、かつコーディネートを提供することで、よりユーザーのベネフィットに沿ったサービスの提供につながり、サブスクリプションのカルチャーそのものを深化させていくことになるだろう。

 


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